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Touch Diamond(S21HT)でExchangeを活用

Windows Mobileスマートフォンの特徴として、Exchangeサーバーと同期ができる、という点があります。しかしながら、個人ユーザーでExchangeサーバーを持つのは大変な費用と手間がかかります。今回、法人向けにExchangeホスティングサービスを行っているTOSYSの「Livestyle」を試用しています。個人では利用できないサービスなため、貴重な体験をさせていただいています。毎月1回程度、レビューを載せていこうと思っていますので、Exchange導入をしていない法人の方に参考になればと思います。
「Livestyle」

「Livestyle」のよい点は、1クライアントでも申し込みができる点です。例えば、会社全体で導入ではなく、自分の部署の5人だけで利用する、なんて方法が可能なところです。サーバー導入には、多額の費用がかかりますが、「Livestyle」ならば低予算ですぐに始めることができます。スマートフォンを5台導入するときに、一緒に「Livestyle」を導入すれば、すぐにExchangeが利用できるというわけです。
今まで、9回のレビューを掲載しました。
Exchangeホスティングサービスを初体験
Exchangeホスティングサービスにてメール、予定表、連絡先をワイヤレス同期
Exchangeホスティングサービスにてスマートフォンに手動設定
Exchangeホスティングサービスにて複数のスマートフォンを便利に使う
SharePointでブログ、Wiki、掲示板、予定表を共有する
Exchangeサーバーのメール機能をiPod touchで利用
iPhone 3GでExchangeサーバー利用
ExchangeでiPhone 3GとEMONSTERを併用
X03HTでExchangeを活用
今回は、イーモバイルTouch DiamondS21HT)でExchangeを利用してみました。

Touch DiamondS21HT)は、Windows Mobile 6.1が搭載されている機種ですが、従来のWindows Mobile 6と同じようにExchangeが利用できます。手順は、多少変わりますが、メールアドレス、ユーザー名、パスワード、ドメインを入力すれば、簡単に同期できます。
ActiveSyncを起動して、メニュー→サーバーソースの追加を選択。

Exchangeで利用するメールアドレスを入力。Exchangeの設定を自動的に検出する、にチェックを入れておく。

ユーザー名、パスワードを入力。ドメインはこのページでは入力ができません。ドメインを入力するのは、Windows Mobile 5の場合必要となります。

自動構成が始まります。設定を自動的にダウンロードします。

サーバーアドレスを入力します。このサーバーはSSLが必要にチェックを入れます。

同期するデータを選択します。完了を選択。

同期が始まります。

同期終了後、スケジュール調整を促す画面となるので設定します。バッテリを節約するには、同期間隔を長くするか、手動にしましょう。また海外ローミングで使用する場合は、パケット代が凄いことになってしまいますので、手動にしましょう。

Touch DiamondS21HT)のようなキーボードを持たない端末は、ビューアとしての活用が多くなってくると思われます。パソコンで入力したOutlookのデータがリアルタイムで反映されるExchangeは、Touch DiamondS21HT)とパソコンを連携させる最強の手段と思われます。是非、ご活用ください。