ITmedia主催のdocomo NEXT series AQUOS PHONE ZETA SH-02Eのブロガーイベントに参加してきました。このZETAは話題のシャープの新しい液晶シリーズであるIGZOを搭載したスマートフォンとなっています。IGZOは展示会で液晶のサンプルは見ていましたが、実機に搭載されている機種を見るのは初めてで期待が高まります。IGZO液晶を搭載することのメリットを知りたく、イベントに参加しました。
まず、シャープの担当の方から製品説明がありました。
ZETAはフラッグシップモデル。所謂、全部入り。
大画面化。4.9インチ液晶を搭載。シャープのスマートフォンは、シーズン毎に大型化している。見やすさ、操作のしやすさのため、大型化の流れとなっている。この先、5インチになるかどうかは、未定。
スマートフォンは、年々、ハイスペック化となんでもできるニーズが必要となっている。
ZETAのスペックとしては、CPU、カメラともにハイスペックになっている。クアッドコア搭載、16メガカメラ。RAMは2G。
スペックが上がる反面、スマホユーザーから電池持ちが求められている。
大画面とハイスペックを目指しながら、電池持ちが必要。
Xi対応から電池持ちはシビアになっている。
IGZOを核にして、スタミナ大画面スマートフォンがZETA。
4つの特徴。
1.大画面とスタミナ
電池の大容量。2320mh。急速充電対応。エコ技(アプリ毎に電池使用を管理)。
丸2日間充電なしで使えるレベル。電池が外せない構造(端末を薄くするため)。
2.カメラ
1630万画素。新しいセンサー。CMOSセンサーで暗所撮影に対応。
光学式の手ぶれ補正。電子式手ぶれ補正も搭載。ボイスショット(音声シャッター機能)。
3.パフォーマンス
4.NFC、防水、おサイフなど
ユニークな機能として、音声UIがある。電源オフの状態で、背中をとんとんと叩くと音声UIが起動。片手操作へのこだわりから音声UIを導入。冬場に手袋をした場合にも音声UIは有効。画面オフで背中をとんとんすれば稼働。音声ロック解除も可能。
カメラに関しても、画素数、手ぶれ補正以外に、カメラウィジェットをオリジナルで追加。シーン設定が可能。
続いて、IGZO液晶について説明です。
IGZO液晶技術について。
特設ホームページあり。
IGZOとは、イリジウムなど元素が並んだ名前。
従来の液晶より速い。
画面保持能力が高い。
バッテリー持ち、高画質、操作感、デザイン。
幅68mmに4.9インチを入れるのが大変だった。
液晶アイドリングストップ。
CPUから液晶に画像転送→液晶駆動。無駄な液晶駆動を減らす。
S-CGシリコン液晶システムとの比較。
スマホは画像更新の波が激しい。液晶電力増加。バッテリー駆動、CPUパフォーマンス向上
IGZOは将来を見据えたスマホ表示システム。
画質モードを選択できる。
ペンが付属。感度が高いため、操作可能。
狭額縁設計。
なぜ5インチではないのか?
サイドサイズ68mmは決めていたため、ギリギリの液晶サイズが4.9インチになった。
端末写真です。microSDとUSIMは画面上部の同じスロット口に上下に配置されていました。
大きさ比較です。iPhone 4,ZETA,GALAXY NEXUS。4.9インチは迫力があります。
裏面です。
ヘッドフォン端子にささっていたのはペンでした。
ワンセグ用アンテナです。
手ぶれ補正とIGZO液晶のアイドリングデモが実施されました。
IGZO液晶による省エネルギー設定が凄いと思いました。静止画を通常5時間程度のバッテリ時間が24時間表示できるそうです。電子書籍のようなものを表示している場合は、大幅なバッテリー節約になりそうです。IGZOが搭載された電子書籍端末も見てみたいですね。
4.9インチ液晶で2日程度の使用ができるそうなので、大画面スマートフォンとしては異例のバッテリー持続時間と言えます。IGZO液晶技術が、スマートフォンの世界を大きく変えそうです。
なお、ZEATのタッチカフェを全国で実施するそうで、タッチ&トライができるそうです。ぜひ触ってみてください。