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Justy Finderというとんでもなくユニークなニュース検索エンジン

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークとのタイアップです。
ハミングヘッズ株式会社の案件です。
ハミングヘッズ株式会社という、非常にユニークな会社があります。こちらのブログで以前紹介したホワイト型セキュリティソフト「ディフェンスプラットフォーム」をリリースしている会社です。
こんなアンチウィルスソフトを待っていた!「ディフェンスプラットフォーム」を体験
http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/20140520/p5
安全だけではない、安心なアンチウィルスソフト「ディフェンスプラットフォーム」は全てのWindowsユーザーにお勧め
http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/20141211/p15
純国産で非常に高いセキュリティを確保しつつ、パソコンを安定して利用できるという夢のようなセキュリティソフトをリリースしているハミングヘッズが、またまたユニークな検索エンジン「Justy Finder」をリリースしました。「Justy Finder」のブロガーイベントに参加して、「Justy Finder」の魅力を聞いてきました。
Justy Finder
http://justy.hummingheads.co.jp/
図0 Justy Finderのトップ画面

何がユニークかというと、ニュース専門検索エンジンでありながら「公平」であること。そして、「全自動収集システム」にて、300台のグリッドコンピューターが収集していることです。この「公平」と「全自動」は、まさにハミングヘッズにしかできないサービスとなっています。
図1 全ニュースを持ってきているニュース専門検索エンジン

図2 全自動収集システム

まず「公平」とはどういうことでしょうか。現在のニュース検索エンジンは、アクセス数や人気などにより、表示順序がキュレーションされているものがほとんどです。しかし、「Justy Finder」は、検索用語に対して、時系列で単純に表示をします。検索エンジンで、この時系列という発想はありませんでした。まさに、ニュースがリリース順に並ぶ訳です。
図3 全ニュースから「ゴミもなく」「切り捨てず」適切に持ってきます

ニュースは300媒体以上から一日6000から1万ほどを取得しています。そして、ジャンル分け表示もしています。その取得したニュースが、「時系列」というルールでのみ並びます。さらに、検索結果に「雑音」がまったくありません。ある用語で検索すると、関係ないニュースが混ざってしまうものですが、その用語だけが含まれているニュースのみ表示されます。つまり、検閲のない生のニュースを時系列で見ることができます。
図4 雑音がまったくない正確な検索エンジン

つまり、誰の意思も入らない純粋なニュースの結果が表示されるということは、後は、その検索結果をどう活用するかは、ユーザー次第となります。あるアルゴリズムの元で、検索上位に入っている記事だけを見るような使い方とは真逆になります。プレーンな時系列なニュースの並びから、ユーザーが感じたり、自分なりの情報を取り込むことができるのです。
図5 検閲のない生のニュースの姿を提供

そして、驚いたのが、この「Justy Finder」のデータ収集方法です。ニュースサイトのWebページから、人力のようにニュースをリアルタイムで拾っているのです。RSSなど使用していません。まさに、Webページに表示されている文字を収集しているのです。どうしてそんなことができるかというと、セキュリティソフト「ディフェンスプラットフォーム」で使っている「インテリジェントプラットフォーム」という自動化システムを自社開発しているため、実現できているのです。
図6 自社製品の技術を流用

セキュリティソフトの開発のためには、何万種類というセキュリティチェックをパソコンを実際に操作して確認する必要があります。人力で行えば、何ヵ月もかかる作業を、全自動化して行える「インテリジェントプラットフォーム」という仕組みをハミングヘッズは開発しました。Windows APIの全てを監視する「ディフェンスプラットフォーム」の技術があったからこそ、このパソコンの操作を全自動でできる「インテリジェントプラットフォーム」が作れたんですね。
この「インテリジェントプラットフォーム」を使って、300台のグリッドコンピューティングシステムが、ニュースサイト300媒体に実際にアクセスして、Webを表示させてニュースを取得する、というアナログな方法を全自動で行っているのです。各ニュースサイトに合わせたカスタマイズされた取得方法が可能になっています。
何故、こうような仕組みでニュースの取得を行っているかというと、暮らしに役立つ情報提供のためと、障がい者就労継続支援のためとなっています。300のニュースサイトの取得プログラムを常に更新しているため、 障がい者就労継続の機会を作っています。
図7 社会貢献

この 「インテリジェントプラットフォーム」は、さらに驚くべき活用がされています。「エアライン検索」機能にて、空路の空席検索機能があるのですが、こちらの検索は、各航空会社の検索画面にて、日付や空路を選択して実際に検索した結果を表示しているのです。つまり、人間が手動で行っている検索操作を 「インテリジェントプラットフォーム」が自動で画面にて検索動作を行い、その結果から、空席情報を提供しているのです。WEBページにて何人もの人間が手動で検索しているかのうように、 「インテリジェントプラットフォーム」が検索しているのです。
図8 エアライン検索を実際に自動で行っている例

いやあ、凄いです。「Justy Finder」の「公平」というコンセプトにも驚きましたが、その裏側のシステムが自動化システムで収集しているなんて、何ともハミングヘッズらしいですね。元々、「ディフェンスプラットフォーム」のセキュリティチェックで、全自動でパソコン上の操作を動かしているシステムを、何か利用できないか、と考えたところで、この「Justy Finder」ができたそうです。まさに自社で開発している強みです。
そして、この300台のグリッドコンピューティングシステムは、データセンターなどにあるのではなく、自社内にあります。そのシステムも見学させていただきました。自社内にこんな仕組みを作ってしまっているのも驚きです。
図9 300台のグリッドコンピューティングシステムを見学しました

図10 グリッドコンピューティングシステムの仕組み

さらに、「DefencePlatform」のセキュリティチェック用の4000ものOSが動いているサーバーも自社内にあり、それも見学しました。凄い会社です。
図11 社内にあるサーバー群

イベントの終わりには、「Justy Finder」の自社で純国産技術にて、新鮮なニュースを常に収集しているということで、「純国産」「新鮮」にひっかけて、寿司職人による握り寿司が振る舞われました。なかなかユニークなイベントでした。
図12 寿司職人が登場

図13 イベントにて握り寿司を楽しみました

「Justy Finder」の使い方は、まさにユーザー次第です。時系列で表示されるニュースの検索結果を、広く眺めることで、特定の意思の入っていないニュースの傾向を掴むことができます。また、時系列で追っていくことにより、ニュースの最初のソースを知ることもできるでしょう。全く新しいニュース検索エンジン「Justy Finder」を活用できれば、新しいネットニュースへの接し方ができるはずです。そんなネットライフを提案しているのが「Justy Finder」です。是非、この新しいニュース検索の世界を体験して、自分なりのニュース検索を発見してください。