2015-11-04 Cマウントアダプターの異端児 - デジカメWatch 「ヘクトールラピッド 2.7cm F1.4」はライツ製のシネレンズだ。この個体は第二次世界大戦がはじまった1939年製で、オールドレンズというよりもビンテージの領域にさしかかりつつある。イメージサークルはやや狭く、開放でも四隅にうっすらと影が見える。逆光に弱いものの、順光では思いのほか濃厚な発色だ。また、開放近辺ではいわゆるグルグルボケが出やすく、F4?F5.6あたりがバランスよく撮れるだろう。