オムロンのイベントに参加しました。今回は、10月5日発売の「オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B315 メディクリーン」の紹介です。
今回発表された「オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B315 メディクリーン」は、とても小型で軽く、奥歯が磨きやすい歯ブラシになっています。
電動歯ブラシの歴史は古く、1978年発売から38年間製品を出しているそうです。歴史の紹介がありました。
日本人は口内が狭い。日本人向けの電動歯ブラシ開発の歴史の紹介。
1978年発売の電動歯ブラシから開始。
39年の開発の歴史。最先端の技術、本体を軽く、細く。
ユーザーの違和感を少なく、効率良い商品を紹介。
新発売商品「オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B315 メディクリーン」に関して紹介です。
オムロンは電動歯ブラシ市場シェアは20％、3位。2016年上期のモデル別シェアは1位。
オーラルケアへの関心が高まっている。
洗口液、電動歯ブラシなど商品が増えている。電動歯ブラシは普及率20％。
電動歯ブラシのニーズの変化。現在は、回転数、歯垢除去力がメインだが、バリエーションが増えていくだろう。
奥歯の寿命は10年短い。
84％が奥歯で虫歯を経験。
8割の人が磨き残しある。奥歯が80％の磨き残しあり。
新製品。奥歯の奥まで磨く。
11度の独自ヘッドが奥歯に届く。歯科医の使用するデンタルミラーをヒントに設計。日本人の小さな歯に合わせた。
電動歯ブラシに角度をつけるのが難しい。高性能のマイクロモーターで柄の部分にモーターを内蔵して、角度をつける。
歯垢除去力が約10倍。３つのブラッシングモード。
奥歯磨きに適したコンパクトブラシ。約20%コンパクト化。アーチ形状で掻き出す。
目的に合わせて選べる替えブラシを用意。
10月5日発売。2色。HT-B315、14800円。HT-B313、11800円。
4980円の初心者向け歯ブラシや替えブラシを発売。
続いて、神谷町デンタルクリニック高島先生による電動歯ブラシ利用に関して説明がありました。
歯周病がないほど医療費が安くなる。歯ブラシをしっかりすることで健康寿命が延びる。
歯を失う原因。40代から歯周病が多くなる。
歯が残っている人の割合。奥歯からなくなる。
健康な歯を残すには。禁煙。食べたら磨く。一日一回はフロス、歯間ブラシ。だらだら飲食をしない（仕事をしながらジュースはよくない）、水分摂取は必要（水、お茶）、歯科医院にて専門家の指示、セラミックを進める
歯磨きの回数が多い方が良い理由。歯の表面のバイオフィルムができると抗生物質が効かなくなる。
オムロンの良さ。ふつうは10分かかるが、電動歯ブラシでは2分で可能。小型で持ち歩きができる。ヘッドが小さいので小さな口でも磨きやすい。
歯磨きのポイント。磨き残ししやすい場所。歯と歯の間。歯の根元。被せ物の境目。ブリッジのつなぎ目。インプラントの根元の部分。入れ歯の針金のひっかかっている歯。歯並びの複雑なところ。
続いて、質疑応答です。事前に参加者より受け付けた質問に高島先生が答える形で進みました。
電動歯ブラシは一つの面に2秒当てる。
電動歯ブラシの選び方。海外メーカーは大きい。日本製は小型。音波があった方がよい。
歯並びの悪いところの磨き方。矯正を勧める。特殊なブラシの使用を進める。
正しく磨けているかどうか。歯科にて色付けして確認。
歯と歯の間が大きくなってくると歯周病の可能性あり。
歯磨きの出血に関して。歯肉の炎症が原因。
歯の黄ばみ。年齢とともに着色する。
歯間から虫歯になる場合。フロスを使うことを進める。
磨いた後、ざらざら感。磨き残しがある可能性あり。歯石、バイオフィルムの可能性もあり。
歯ブラシの交換時期。歯ブラシは一か月。電動歯ブラシは3か月に一回。
電動歯ブラシは動かさないで使用。2秒ずつ移動。
歯の状態が悪い。歯石をとる。
歯茎が下がる。歯ブラシの力が強い。かみ合わせの悪さ。
歯磨きにかかる時間。電動歯ブラシで導入で短くできる。
歯並びの悪さ。虫歯になりやすい。矯正治療が有効。
食べ物について。歯磨きガム、キシリトールに関して。製品に糖が入っていると虫歯の原因となる。歯に良い食べ物は、食物繊維の多いもの。白米より玄米。噛む回数が多くなると、唾液の分泌がよくなる。
今まで電動歯ブラシを使ったことがないのですが、今回の「オムロン 音波式電動歯ブラシ HT-B315 メディクリーン」は、とても使いやすそうに感じます。小型であること、11度の角度で奥歯に届きやすい点など、使ってみたいポイントが多くあります。今回、モニターでお借りしましたので、定期健診をしている歯科医院に、電動歯ブラシの使い方など相談してみたいと思います。
