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石野純也のMobile Eye(10月24日?11月4日):契約純増数と端末販売数が対照的なドコモとKDDI――その理由は? (2/3) - ITmedia Mobile

ただし、この数字をもってしても、順風満帆といえないのが今のKDDIの悩みだ。ARPAについては継続的に伸びているが、「そこに掛け算する(ことで収益が求められる)契約者数については、MVNOへの流出が起こっていて、現実的にはマイナス傾向」(田中氏)だ。KDDIの純増数は、第2四半期でちょうど10万。第1四半期の22万1000よりも、さらに成長が鈍化している。純増数には、UQ mobileやmineoなど、auのネットワークを使うMVNOの増分が含まれていることを考えると、田中氏が言うようにマイナス傾向が鮮明になってきたと見ていいだろう。