後鼻漏症候群で抗生剤を使用する可能性がある場合
咳がひどく、肺への痰の落下が多くなっている場合
副鼻腔炎(蓄膿)にともなう症状(頭痛や発熱)が続き、鼻の中でエアコン機能がすでに破綻しているとき(臭いや味を感じなくなってきます)
軽微な症状ではあるが、慢性化して様々な治療で改善がないとき
としています。これは、当院の独自の見解ではありますが急性副鼻腔炎のガイドラインをもとに作成しており、標準的な考え方ではあります。
上記以外の場合には、ムコダインなどの去痰剤を投与しながら、飲水を多くしてもらいます。このときには、飲むヨーグルトやカルピスのような少し粘性のある飲み物を飲むことで喉に溜まった痰も一緒に胃の中に流せるとよいことをお伝えしています。