絞り開放のF1.4にして手前のコスモスの花にフォーカスを合わせて撮影してみましたが、絞り開放にもかかわらず口径食はあまり大きくなく画面端でもあまりラグビーボール状にはならずに済んでいます。絞りF2.0くらいまで絞ってあげるとほぼ全部丸くなりますが、この被写界深度の浅さは何ものにも代えられません。
2枚のXAレンズ(超高度非球面レンズ)は0.01ミクロン単位の高い面精度管理を行うことで輪線ボケが低減されなめらかなボケ描写を実現するとなっています。輪線ボケを完全になくすことはできないと聞いていますが、撮ってきた写真を見る限りは輪線ボケも見当たりません。