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FinePix F70EXRのぼかしコントロールと連写重ね撮り

撮影機能に関しては、シーンポジション(SP)の中に「ぼかしコントロール」と「連写重ね撮り」の2つの新モードが加わった点が特筆できる。

 F70EXRで初めて搭載された「連写重ね撮り」は、高感度撮影時のノイズを最小限に抑える新機能だ。最大4枚の写真を連続撮影し、それらをカメラ内の画像処理で合成することにより、点々と現れる高感度ノイズを効果的に打ち消してくれる。

スーパーCCDハニカムEXR搭載機の最大の特徴は「EXRオート」モードだろう。このモードを使うと、「高解像度優先」「ダイナミックレンジ優先」「高感度低ノイズ優先」の3つのモードをメインに、それぞれを自動的に判断する。

ただし!
ぼかしコントロール機能に関しては、背景をボカしやすいマクロ撮影や、望遠側のポートレート撮影など、上手くツボに入れてあげないと「背景をぼかせません」という警告がでてしまいます。
ぼかせると思って、わざわざそのモードを選んだのに、ぼかせませんと言われてしまうと、なんともやるせない気持ちになります(笑)。
ちなみみ、ツボにはまってちゃんと撮れたときには、「ほほ?!」と唸らせてくれるボケを見せてくれます。

「EXRモード」とは、新配列のカラーフィルターを採用する「スーパーCCDハニカムEXR」とそれを最適にコントロールする独自の電荷制御技術により、1つのCCDで「高感度・低ノイズ優先」「ダイナミックレンジ優先」「高解像度優先」の3つの撮像方式を切り替えることができるという他にない撮影機能。これら3つの撮像方式は手動で切り替えられる(「EXR 優先」)ほか、自動で6つの撮影シーン(人物/風景/夜景/マクロ/逆光&人物/夜景&人物)から最適なモードを選択し、そのうえで3つの撮像方式を自動的に切り替える「EXR オート」が用意される。

屋内や薄暗い場所でのマクロ撮影でフラッシュを発光させたら“被写体は白とびし、背景は真っ暗になってしまった”という失敗は、コンパクトデジカメユーザーの多くの方が体験したことがあるはずだ。このような失敗を防げるのが、「スーパーiフラッシュ」機能。独自の発光制御技術により、フラッシュ発光の際に被写体までの距離から自動的に適切な発光量を調整し、マクロ撮影時によくある被写体の白とびや背景の黒つぶれを防ぐことができる。