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TZ7

パナソニックの「LUMIXルミックスDMC-TZ7」は一見すると何の変哲もない小型デジカメに見えるが、実はデジカメとビデオカメラのトレンドを大きく変えるエポックメイキングなモデルなのである。

PHOTOfunSTUDIO 3.0 HD Editionで720pの動画を再生すると、VGAの動画とは比べものにならない高画質な動画を見ることができる。フルハイビジョンの動画と比べると見劣りするが、パソコンへの負荷が少ないので、少し古いPentium4クラスのパソコンでも鑑賞可能だ。ただし、CCDを搭載したデジカメの動画ではよくあることだが、光線が入るとスミアが発生しやすい。

室内や夜景撮りではシャドウ部に細かいノイズが目立つが、CCDの画素ピッチの狭さからするとこれは致し方ないだろう。後述のようにスミアも気になるが、夜景は期待以上に明るく撮れるという印象だ。
 50V型テレビの大画面で見ると、さすがにフルハイビジョンとの違いが感じられるが、37V型くらいまでなら、DVDを超えたハイビジョンらしいキレ味の良さが感じられる。最低レートのLモード(9Mbps)で撮ると、細部の表現力がやや落ちて、大面積部に圧縮ノイズが散見されるが、大きな破たんは感じられない。

実際に撮影してみると、ズーミング時のAFがなかなか追従しない、撮影したのが風が強い日だったので、内蔵マイクではボコボコというノイズが入ってしまったりと若干不満に感じる部分もあったが、画質そのものは高く、デジカメで撮ったとは思えない満足度だった。音と動きがあることで、静止画にはない臨場感があるので、旅行の感動を残すにはこれからは動画なんだろうなあと思う。

ただ…画質に関しては、ハイビジョンとは言え
1280×720(720p)って事もあり、普通かなぁといった印象ですね。
兄貴分の「AVCHD」※1920×1080には遠く及びません。
なので…“ちょい撮り”をする場合には、「TZ7」を片手に気楽に撮影できるので
コンデジには、もってこいの動画フォーマットかも。