Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

ドキュメントスキャナー ミーティング

スキャナビ!主催のイベント「ドキュメントスキャナー ミーティング」に参加しました。
Fans:Fans

今回のイベントでは、スキャナーを利用している2名のブロガー、Lifehacking.jpの堀さんとネタフルのコグレさんによるスキャナー座談会が行われました。


司会は、甲斐さんが担当でした。以下、座談会の内容です。

スキャナーの用途

堀さん:アナログをデジタル化したときに価値がある。レシートを台紙にはってスキャン。
コグレさん:名刺のとりこみ、クッキングパパのレシピのスキャン

スキャナーを使い始めたきっかけ

堀さん:1996年に、学生時代に論文を簡易製本したが、教授が裁断してスキャニングをした経験があり、スキャンに興味。自炊も行う。2007年くらいからドキュメントスキャナーを使い出した。ペーパーレスを実現したくてスキャナーに興味。ドキュメントスキャナーは日本の方が進んでいる。
コグレさん:結婚式のビデオを流すために写真をとりこんだ。Evernoteがきっかけでスキャンを活用するようになった。

スキャナーをどのようなシーンで使うか?

コグレさん:書類の読み込み。学校のプリントをとりこむ。Evernoteを活用。
堀さん:妻が使うようになった。夫婦で画像のやりとり。紙が憎い。書斎から紙をなくしたい。面白い使い方としては、イベントの入り口で名刺をスキャンして参加者全員で名刺を共有。妻が漫画を自炊。父が写真をスキャン。

工夫しているスキャナーの使い方

堀さん:レシートで台紙にはって取り込む。台紙のフォームに入力してからスキャンすると作業が捗る。
コグレさん:自炊カッターを購入。スキャン用に専用パソコンを用意すると便利。

名刺管理術

堀さん:その日にスキャン。テキストで場所を追記。Evernoteに取り込む。名刺とその人の写真を一緒に撮影という使い方もあり。名刺データにテキストでレーティングを付けておくと便利。名刺データがソーシャルと直接繋がらないので現在は過度期だろう。
コグレさん:まとめて名刺をスキャン。名刺を捨てることができないので、全てスキャン。オンラインの名刺管理サービスあり。
甲斐さん:名刺管理サービスに画像を保存してOCRでデータ化。

スキャナーに求める機能

コグレさん:無線LANで繋がってほしい。リビングに置きたい。
堀さん:家電のように普及するはず。炊飯器のようなデザイン。
甲斐さん:スキャナー対応名刺フォルダーがほしい。
堀さん:スキャンしたときに付加価値をつけられればスキャンの意味が出てくる。

スキャナーが広く使われるにはどうすればいいか

堀さん:クラウドサービスへのデータの集積方法が人力ではなく自動化できれば使いやすくなる。必要な書類と不必要なものを認識できればよい。
コグレさん:コンピュータがなくても単独で使えるスキャナーが必要。
堀さん:ジョブスがスキャナーをデザインしたらどんな製品が出るのだろうか。
甲斐さん:ちらしを自動とりこみ機能。ポストから自動に取り込む。
非常に楽しい座談会でした。座談会で勉強になったのが、「スキャンデータに付加価値をつけることが大事」という話でした。ただ、スキャンするだけでなく、ちょっとダグを付けるだけで、意味のあるデータになるそうです。考えてみれば、スキャンすることで、データにスキャンの日付が付き、ファイル名が付加されるだけでも、スキャンする意味があるかなあ、と思います。
座談会の後は、キャノンの方のデモがあり、何とタブレットにスキャナーを直接繋いでスキャンするデモでした。製品化を考えているそうです。USBから給電するため、動くタブレットと動かないタブレットがあるようですが、タブレットでスキャナーが使えるのは魅力的ですね。製品化に期待したいです。

スキャナーは、PowerMac6100を使っていた頃に、アナログ写真を取り込むために使っていましたが(1994年なので20年くらい前です)、それ以降はあまり活用していません。スキャンデータに付加価値を付ける、という部分を実践して、ドキュメントスキャナーを活用していきたいと思います。