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スキャナーがクラウドと自動連携すると新しい未来が見える。ScanSnap Cloudがサービスイン #scansnap

ScanSnapユーザーカンファレンス」に参加しました。スキャナーで多くのユーザーがいるScanSnapで、新サービスとしてScanSnap Cloudが開始になりました。

このサービスは、今までのスキャナーのイメージを全く変えてしまう、画期的なサービスです。スキャンさえしまえば、文書を自動仕分けして、自動的にファイル名を付けて、それぞれの連携サービスに保存される、というものです。
スキャンの問題としては、スキャン後のファイルの保存方法があります。ファイル名を手動で付けて、その後、パソコンなどに保存してからクラウドに保存、ととても手間がかかっていました。

これらを全て自動化してしまうのがScanSnap Cloudです。
ScanSnapユーザーであれば、このクラウドサービスが無料で利用でできます。

スキャナーで、スキャン後の文書の仕分けが簡単になることで、スキャンへの取り組み方が大きく変わる可能性があります。
クラウドサービスへの取り組みに関して説明がありました。

IOTの広がりが顕著。クラウドサービスによりワークスタイルが変わる。クラウドサービスは常識になってきている。
ファイナンシャルテクノロジークラウド型会計が盛り上がっている。レシートなどの電子化でスキャナーが使われている。
ドキュメントIOTを提唱。
初代scansnap。USBでパソコン必須。
2世代目。Wifiタブレットへ。
3世代目。クラウドへ。
ScanSnap Cloudを無償で提供へ。

ScanSnap Cloudの紹介がありました。

スキャンデータを4つの種別に自動判別して、それぞれのクラウドに保存。
従来のスキャンは5つのフローが必要。パソコン起動、用紙の仕分け、スキャン、クラウド選択、ファイルのリネーム。
ワンプッシュでスキャンできる。
自動振り分け機能。レシート、名刺、文書、写真。
自動ファイル名生成。文書から抽出して作成。
自動イメージ最適化。
専用アプリで一度設定を行えばよい。連携設定、読み取り設定。各OSに対応。
基盤技術は、GIプロセッサー。スキャナー本体で画像処理。
プラットフォームとして、Microsoft Azureを利用。
11のクラウドサービスと連携。

ScanSnap Cloudと連携する各クラウドサービスの紹介がありました。

Dropbox
4億人ユーザー。月に1000万人増えている。30億デバイスからアクセス。使いやすいという声が多い。同期の速度が一番早い。マルチプラットフォーム。紙のデータを保管するのにscansnapと連携。保存後、業務アプリで参照、編集が可能。DropboxPaperという共同編集ツールを提供予定。
Dr,Wallet。
家計簿アプリ。100万ユーザー。最もさぼれる家計簿。レシートを人力代行入力。レシート撮影後、オペレータが手入力。手書き領収書も可能。ScanSnapで月末にまとめてスキャンすれば、家計簿ができる。
Eight。
名刺管理サービス。100万人ユーザー。scansnapで簡単に名刺を整理可能。
Evernote
2年前よりscansnapと連携。
freee。
クラウド会計サービス。scansnapOCRでレシートを自動読み込み。
40万人。シェアNO.1。
MFクラウド会計・確定申告。
クラウド会計ソフト。1300以上の会計事務所が利用。scansnapにて領収書や請求書をスキャンして電子化。
OneDrive。
Officeユーザーは1TB使用可能。
STREAMED。
手書きの領収書でも正確にデータ化ができる経費精算ソフト。オペレータが入力して会計ソフト形式でCSV出力。
弥生会計
OCR取込。2016年よりサービス開始。
SDKを提供。
他のサービスも開始予定。

今後の展望の紹介がありました。

2016年春。e文書対応の開始とグローバル展開。

仕事やプライベートでスキャンの作業は必須になっています。これらの作業工程が効率化されるScanSnap Cloudは、今後のスキャンの世界が変わる可能性があります。是非使ってみたいサービスですね。
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