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富士フイルム「FUJIFILM X-E2」モノフェローズ限定イベント・プレゼンテーション編

富士フイルムFUJIFILM X-E2」モノフェローズ限定イベントに参加しました。APS-Cサイズカメラとして人気のX-E1の次期機種ということで、期待されているカメラです。



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まず富士フイルム上野さんから説明がありました。

自己紹介。プロフェッショナル写真部にて、写真文化を広げる仕事に従事。フィルムカメラを企画。写真教室の講師も担当。
ミラーレスは日本市場のみ大きい。Xpro 1から携わるが、周りより「ミラーレスなのに15万以上するの?」と言われた。ミラーレスは「コンデジ以上、一眼未満」という印象があるため。

Xシリーズは、ミラーがないメリットを生かす。ハイエンドな目的、プロカメラマンが使えるカメラに仕上げる。一眼レフに変わるカメラ。
2011年に、XシリーズはX100からスタートしたが、発売写真展の初日に大震災。さらに、X100は仙台で作っていたため、生産中止。しかし、人気の機種となり、予想発売台数を上回るヒット。先日、X100のファームウエアアップデートを実施。Xシリーズの初号機のため、今後も、サポートを行っていく。ハイエンドカメラとしてフォローを続ける。
2011年、X10、X-S1を発売。
2012年、X-Pro1発売。ミドル機ではなく、ハイエンドから発売。レンズ込みで20万円強。光学ファインダーに拘る。EVFをハイブリット切り替え。レンズ交換式。レンズ交換に対応するため、可変倍率ファインダーを搭載。可変倍率とファインダーを混合するのは開発が大変。
半年後に、X-E1発売。主力機。プロや写真好きアマチュアが使える。

FUJIFILM Xが追求するもの。「本物志向」写真の原点、持つ歓び、撮る愉しさ。デザイン賞を多くとる。

持つ歓び。首から下げても、肩から下げても、似合うデザイン。

撮る愉しさ。高画質、レスポンス、操作性。

創立80周年。国産フィルムの2番手として登場、80年間、写真を作ってきた。絵と色を80年付くってきた自負。

最新機種、X-E2。エリートがさらに進化。レボリューションではなく、エボリューションを目指す。X-E1で提案したデザインを変更していない。見た目はわからない変化。撮った絵が全然違うことがわかる。
こだわりその1「画質」。

「画づくりの哲学」。技術者が拘っている。フィルムのベルビア作るのに7年かかった。プロの世界では1990年まで苦戦。色や立体感の絵作りに弱かった。ボールを撮影して、円ではなく、球に写る必要。ベルビアを1990年に発売。ヨーロッパを撮影しに行ったらハワイのような絵になった。他のフィルムと撮影した写真と比べて、ベルビアが選ばれる。ベルビアショックと呼ばれる。ハイエンドの出発点。フィルムの日本のシェアが20%から80%に伸びる。
「見るものに心地よい色を出す」。

そのままの色を出すのではない。記憶色、期待色を出すことが大事。

その色を表現する技術。オリジナルのセンサーを開発。

X-TRANS CMOS2、EXR Processor 2の組み合わせ。APS-C 1600万画素。ローパスフィルターがない。レンズの性能をスポイルしないため。レンズに解像力がないとレンズ自体がローパスフィルターとなる。フジノンレンズは高機能なため、ローパスフィルターなしにするために、技術が必要。
「カメラの中に具体化する」
「実技主義」

FUJIFILMは、新しい技術に関しては、必ず写真で評価する。フィルム時代は一発で撮影できることが大事。

「Fシュミレーション」にてデジタルにて再現。プロビア:万能。ベルビア:高彩度。記憶色再現。アスティア、プロネガハイ、プロネガスタンダードは人物用。アスティア:肌色を重視して、背景も出る。
デジタルは光の明暗が難しい。強烈なラインティングが撮りにくい。プロネガハイで撮影するとコントラストが出る。プロネガスタンダードは、自分で設定する人向け。
緑と肌色を出すのが良い絵の条件。


Xユーザーは、Flickrにモノクロ撮影が多い。モノクロ撮影で良い絵が撮れる。

高感度に強い。ノイズを減らすと質感が減る。色ノイズ、輝度ノイズと分けてリダクションする。必要なノイズは残す。

レンズ。究極の測定器。センサーが凄い解像度のため、解像度の高いレンズが必要。レンズのフォーカス玉が重いため、フォーカスが遅い。レンズを全て動かしてフォーカスを合わせている。他社は一枚だけ動かす。レンズ構成を変えたくない。フジのレンズは、大きく重い。MTFを超えた性能を持つ。

35mmF1.4、23mmF1.4、神のレンズ。ボケ味が良い。

加減速サーチ。ローコントラストでもピントが合う。AF速度の向上。


富士フイルムのX-E2へのこだわりをお聞きすることができました。特にフイルム時代から続く、記憶色、期待色の再現に技術を結集していることが、Xシリーズの人気になっていることを実感できました。
引き続き、X-E2をお借りして試写しました。そのレポートはまた次回。