ニコンF、ニコマートの時代の薄型設計
パンケーキレンズ「GN４５ミリ」、後期の
「C：コーティング」改良タイプです。
ピントリングの回転方向が、通常の
ニコンレンズの「逆方向」なのが特徴です
「GN Auto NIKKOR 45mm F2.8」を使ってみて、35?一眼レフカメラ（APSデジタル一眼含む）は、レンズでもっと身軽になれる事を肌で感じました。 「GN Auto NIKKOR 45mm F2.8」を装着した「FE10」は、携帯性が非常に良く、コートのポケットにすっぽりと収まりました。なので福井での撮影では、コートのポケットにカメラを収めた状態で撮り歩きました。 「GN Auto NIKKOR 45mm F2.8」のような携帯性に優れたレンズが1本あれば、ちょっとしたお出かけでも、手軽に一眼レフを持ち出せるようになり、今以上に撮影を楽しめると思います。
【使用の際の注意点】
（１）「GN Auto NIKKOR 45mm F2.8」固有の問題ではなく、非Aiレンズの問題として、絞りリング部に大型のツメがあるため、カメラボディによっては使用に問題が生じる場合があります。
（２）Aiレンズ対応以降のカメラボディでは、内蔵の露出計は、使用できないか、もしくは絞り開放(F2.8)以外では使用できません。
（３）ニッコールレンズの中で唯一（だったはず）、ピントリングの回転方向が逆となっています。
（４）APSデジタル一眼レフボディでの使用の場合、 焦点距離が1.5倍となります。
さてさて、長年欲しかったレンズをやっと手に入れました。
『GN Auto NIKKOR 45mm F2.8』
このレンズ、一時期の価格高騰ぶりは凄いものがありまして。
まったく購入をする気が起きなかったのですが、最近の価格を見ると・・・あの頃の半分以下。
やっぱ薄くて可愛いなぁ?・・・同じパンケーキタイプのAi-s NIKKOR 45mm F2.8 Pと比べれば安いし。
薄いレンズなので、デジ一眼に付けても殆んど出っぱらずに嵩張らないんですよ(^^
それでは、ＧＮオートニッコールのどこが普通じゃないのかというと、案外知られていることかも知れないが、レンズの名前の由来のとおり、使用するスピードライトのガイドナンバー（ＧＮ）を最初にセットしておくと、焦点距離を合わせるだけで自動的に絞りが制御されて適切な光が被写体に届くというもの。
ほかのメーカーにも同様なレンズは何種類かあったようだが、このシステムはかなり重宝されたんじゃないかと思う。ただ、そのためにピントリングの動きが他のニッコールレンズとは少し違うのはご愛敬に！
