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Evernoteセミナーで思うこと・Evernoteを20台のモバイル端末で同期して使う理由はモバイルの自由を手に入れた証 #dekiruEV

Evernoteセミナーに参加してきました。

インプレスより絶賛発売中の本「できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド」の著者3名によるセミナーです。いしたに氏、堀氏、コグレ氏という超豪華な3名のセミナーで、面白くない訳がありません。セミナーの内容は、本を是非読んでいただければ良いと思います。Evernoteの使い方ではなく、新しいライフスタイルを感じることのできる本になっています。

できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド

できるポケット Evernote 基本&活用ワザ 完全ガイド

セミナー中に、Evernoteの自慢を書いてほしい、と参加者に呼びかけられたので、私は、「Evernoteを20台のモバイル機器で同期している」と書いて、いしたに氏に笑われてしまいました。実は、この20台の同期、というのは、25年近くモバイルを使ってきたユーザーとして、モバイルの自由の証なのです。
1990年台初頭、PDA機器を使い始めて、ワープロやデスクトップパソコンからの束縛から自由になりました。極端なことを言えば、「机を捨てる」ことができました。今でいうノマドですが、場所を選ばずに、自由に作業ができるようになりました。
ただ、この自由は、端末に依存していました。端末に保存したデータが全てでした。端末が初期化しようものなら、この世の終わり、とまで感じてしまったものでした。(当時のPDAは、よくトラブルで、初期化したものです)
モバイルで自由になった反面、環境によって、使いやすいモバイルが変わるのが悩みの種でした。立って使うであれば、片手で使いやすい端末がよいし、電車で座って使うのであれば、タブレットサイズが便利だし、デスクがあるならば、キーボードを使いたくなります。
モバイル端末がどんどん進化して小型化とバッテリー時間の長時間化で、複数の端末を持ち歩くことも可能になってきました。こうなると、環境の合わせて、モバイル機器を使い分けることが、モバイルの自由ではないかと思い始めたのです。
それが、クラウドの登場で、端末依存がなくなりました。Evernoteを現在、20台のモバイル端末で同期して使っています。スマートフォン10台、タブレット5台、ノートパソコン5台です。もちろん同時に使っている訳ではなく、場所や時間などTPOに合わせて、使いたい端末を使っています。Evernoteのおかげで、端末への依存がなくなり、使いたい端末を使うようになりました。つまり、ユーザーは、機種依存することなく、入力したい、という行動に純粋に専念できる時代になったのです。
このブログの記事も、帰りの電車の中で、Xperia Z UltraでEvernoteにアイデアメモを書きました。カフェにて、Windows 8タブレットMiix 2 8とBluetoothキーボードでEvernoteで書き上げています。修正は、自宅にて、Windows 8ノートパソコンdynabook KIRAでEvernoteにて行っています。Evernoteのおかげで、その場所や時間で一番効率の良い端末を使い、端末からの束縛から自由になったのです。
モバイルの真の自由とは、モバイル機器によって、時間や場所からの束縛から離れることではなく、モバイル機器から自由になることだったのです。
なんてことを、Evernoteセミナーにて感じました。ぜひ本を読んでくださいね。