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エプソンのスマートグラス「MOVERIO」で空間に広がる350型ディスプレイは今まで感じたことのない自然なスタイル

エプソン「MOVERIO」のブロガーイベントに参加しました。

MOVERIO(モビリオ)は、所謂、スマートグラス。メガネ型のデバイスです。MOVERIOを装着すると、目の前に350型の画面が広がります。実は、今までスマートグラスをいろいろ試してきたのですが、どの端末も自分には合いませんでした。画面の位置になかなか慣れずに、疲労感が大きいということがありました。
このMOVERIOの特徴としては、両眼シースルーであること。両眼で画面を見るため、自然に見えます。また、シースルーであるため、圧迫感がありません。今までのスマートグラスに比べて、違和感が非常に少なく、すぐに慣れました。また、Androidが動いているため、自分にとっては操作のしやすいUIになっています。そして、本体が非常に軽量です。長時間付けていても、疲労感が少ないと思われます。
グラス部分とコントローラーがケーブルで接続されています。このコントローラーにAndroidのボタンとタッチパッドが搭載されており、操作ができます。

他社製品ではありますが、Ringのようなコントローラーで操作できると、まさにSF的な操作感になりそうです。Androidが動いているため、他のBluetooth機器の接続が可能です。
アダプターにHDMI接続して、無線でMOVERIOに映像を飛ばすことができます。

エプソンの取り組みに関して説明がありました。

今回のブロガーイベントは、エプソンにとって、27回目のブロガーイベントだそうです。今までは、プリンターのイベントが多かった。
プリンターだけでなく、ウエアラブルに力を入れている。
エプソンは小さく作る技術に長けている。
1969年に世界初のクオーツウオッチ、1982年世界初のテレビウオッチなど。

そして、商品説明です。

MOVERIOのポジション。
家庭内、携帯利用、情報端末、エンターテインメントという4つの軸でセグメント。他社製品のソニー製品は、家庭内でゲームや映画。Googleグラスは、モバイルと情報に特化。MOVERIOは、4つの軸の中心に位置する商品。
各メーカーの見え方の違い。ソニーはフルクローズ型、Googleは単眼シースルー。エプソンは両眼のシースルー。
外に持ち出してほしい。周りがクリアに見える。
モベリオでできること。Wifiでネット、HDMI映像再生、スマホミラーリング、アプリ。
Wifi機能。移動時間を有効に使える。老眼鏡の代わりにモベリオの活用ができる。スマホより文字が見やすい。見ているものが、周りから見えないのもメリット。
ドルビーデジタルでサラウンド再生。
スマホのミラキャストに対応。スマホのキャリアサービスを大画面で活用できる。
MDMI入力に対応。HDMIケーブルを対応アダプターに接続して無線で飛ばす。レコーダーの映像を寝室に飛ばして閲覧ができる。アプリのダウンロードができる。専用マーケットMOVERIO Apps Market。Androidベースとなっている。
電話ができないMOVERIOは、Google Playにアプリ登録ができない。今後は、Google Playに対応していきたい。
モベリオのARを使った例。箱の中に、鉄球などが見える。
モベリオの特徴。周囲を確認しながら視聴できる。大画面320型相当、3D。
モベリオの画面の撮り方。レンズスタイルカメラをグラスにくっつけることで、画面撮影ができる。



ゲストでEngadget鷹木編集長が登場。試用した感想を紹介しました。

最初つけにくい。鼻の部分が動く。鼻の部分を合わせてから付けると良い。
エプソンが非公認ではあるが、アマゾンのアプリストアが使えるのでTwonky Beamがダウンロードできる。

タッチ&トライの後、座談会が行われました。

利用シーンに関して。
鷹木編集長。
シースルー型ディスプレイは初体験。付けてみると意外に良い。付けていても、他の作業ができる点。マルチディスプレイとして使える。電車の中でも使いやすい。
前モデルBT100の240gから88gへ軽量化。
単眼は見にくいので両眼型が良い。両眼を作るのは難しい。シンクロさせないとぼけてしまう。
実際の利用シーン。マルチコプターの飛んでいる映像を見る。
動画撮影で使用。GoProと組み合わせる。
イングレスで使用。スマホ画面を無線で飛ばして閲覧。
ミラーリング機能によりスマホを出さずに、スマホを使う。
写真が自然に撮れる。30万画素だが、良い表情が撮れる。
BT100からBT200への進化は、重さ。2年で大きく進化した。普通に使えるモデルとなった。
便利なグッズ。コントローラーの使い方が難しいので、Bluetoothキーボードやタッチパッドが使える。
パソコンで原稿を作っている場合、自分だけしか見えないので良い。
電池の持ちについて。バックライトで消費する。レンズにシェードを付けて、画面を暗くする。
スマートフォンとの接続に関しては、スタンドアローンで設計。スマートフォンは機種が多すぎるため、スタンドアローンの端末を選択。
iOS関連との連携に関して。映像のやりとりをアップルがさせてくれないため、対応が難しい。
最低限のストレージにして、無線をつないでストリーミング機能を中心に活用してほしい。
フルHDより低い解像度の理由。今後、段階的に解像度は上げていきたい。DVDレベルの映像は十分な解像度。
今後の方向性。シースルータイプなのでARタイプの方向性が良い。
映像を消化する時間のないユーザーに使ってほしい。
2020年の東京オリンピックに向けて。ビッグデータを活用して、スタジアムで選手データを確認しながらスポーツ観戦。
ウエアラブルは必然性がないと使わない。ソフトとハードのバランスが大事。


MOVERIOは、モバイルシーンにて、実用的なレベルになったスマートグラスと感じることができました。MOVERIOを持ち歩いて、どんな利用ができるのか、試してみたいと思います。

EPSON MOVERIO スマートグラス BT-200AV

EPSON MOVERIO スマートグラス BT-200AV

参加したブロガーのみなさんのレポートはこちらです。
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