ニュージーランドに行ってきました。今回、ニュージーランド航空から航空券をご提供いただきました。
ニュージーランド航空のホームページはこちらです。
「airnewzealand.jp」
二日目も現地の外山みのるさんに同行していただきました。
外山さんのホームページ
http://chiru.upper.jp/newzealand/
オークランドの西側を訪れました。TG-TrackerのGPSログはこんな感じです。
まず訪れたのが、観光案内所『アラタキ・ビジターセンター』。こちらはとても見晴らしが良い場所でした。
オークランドの自然の歴史の紹介があり、オークランドに昔棲息していた大きな3mもある鳥の「モア」の模型がありました。オークランドは、哺乳類のいない鳥の島だったそうで、大型のモアが地上を歩いて活動していたそうです。
その鳥を狙って、また大型の鷲が飛んでいたそうです。野生の王国ならぬ、鳥の王国だったんですね。
先住民による大型の鳥の乱獲にて絶滅し、さらに、それを狙っていた大型も鷲も絶滅したそうです。そして、移民により、ネズミやイタチなどが島に入り込み、小型の鳥も失われていったそうです。現在は保護区にて、ネズミなどの駆除を行い、鳥の保護をしているそうです。
続いて、オークランドシティウォークというトレッキングコースに参加。
トレッキングはオークランドではメジャーなスポーツで、3泊4日で回るコースが標準的だそうです。中には、3000kmというコースもあり、数か月かけて回るそうですが、日本人でこの3000kmのコースを走破した方がいるそうです。今回は、30分程度のトレッキングコース。コースに入る前に、靴を消毒します。保護が徹底していますね。
ジャングルの中ですが、整備された道を歩きます。
途中で、珍しい鳥に多く出会いました。new zealand pigeon (マオリ名kereru＝ケレル、NZバト）、fantail（扇の尾を持つ小鳥 和名オウギビタキ）、Tui（鳴き声の忙しい黒い鳥 和名エリマキミツスイ）、Pukeko（プケコ オーストラリアにも同種がいてpurple swamp hen）、tomtit（トムティット 和名NZヒタキ）。同行していただいた外山さんが自然保護区で働いた経験があり、鳥や植物に非常に詳しく勉強になりました。
NZバト。カラフルです。
Tuiの鳴き声が珍しいので、TG-Trackerにて動画撮影。
各所で見かける先住民の守り神。お尻がセクシーなので背後からも撮影。
途中、脇道に入り、滝に案内してもらいました。岩場を上っていったため、難儀しましたが、谷の間の滝の音に心が癒されました。滝は岩場の奥にあり、泳いでいかないと見れないそうです。滝の音をTG-Trackerにて動画撮影。
葉の裏側がティッシュのような肌触りの葉。実際に、ティッシュ代わりに使っていたそうです。
ラグビーのオールブラックスのマークで使われている裏面がシルバーのシダがありました。こちらのシダは、先住民が戦いの際に、味方への道しるべとして、道に置いて使っていたそうで、戦いの象徴的な意味があるそうです。
そして、トレッキングコースの終点に、目的のカウリの巨木がありました。Kauri のオークランド近郊の最高齢は1000歳。NZ全体の最高齢は約2000〜2500年のTane Mahuta(タネマフタ＝森の神)。北島北部のwaipoua forest（ワイポウア）にあるそうです。今回は、樹齢1000年のカウリを見ることができました。樹齢2000年のカウリの木もあるそうで、屋久杉と姉妹木になっているそうです。次回訪れた際には是非行きたいですね。
ランチは、景色の良いカフェ、Elevation Cafeへ。絶景の席で、フィッシュアンドチップスを堪能。
山の上のカフェでも電波は好調。
Elevation Cafeでランチ中にポケモンGoのピッピが出現。ゲットしました。同行の外山さんに、ポケモンの説明とイングレスの説明とポケモンGoの説明してしまいました。ニュージーランドで先行体験ができて良かったです。
続いて、滝を見に行きました。カレカレ滝。落差40mm以上の迫力の滝。うーん、三脚が欲しかったです。手持ちのスローシャッターの限界に挑戦。滝の写真を撮り終わったところで、現地の方に声をかけられ、写真撮影を頼まれました。日本でも良く頼まれるのですが、海外でも同じですね。滝の動画もTG-Trackerで撮影。
映画ピアノレッスンのロケ地で有名なカレカレビーチ。黒砂が広大に広がる海外で、どこまでも真っすぐに遠浅な砂浜で、どこから撮影しても絵になります。映画ロケで使われたのも納得です。海岸に行く途中に、小さな川を渡るのですが、この日は水の量が多く、普段、石伝いに渡れるところ、川の中を歩く必要が出てきてしまいました。真冬の川を裸足で渡るという貴重な経験をしました。その模様は動画でご覧ください。
カレカレビーチにもいました。
サーフィンなどで有名なピハビーチ。真冬でしたが多くのサーファーで賑わっていました。こちらも広大な海岸で絵になる場所です。
以上で、オークランド二日間の観光は終了。オークランドは自然がたくさんあり、積極的に自然を生かしたアクティビティを楽しみたい方には天国のような国です。こぼれ話として、テイラースイフトがPV撮影にてオークランドに訪れた際は、ニュージーランドに訪問したニュースよりも、撮影時の自然破壊の懸念の方がニュースになったのがニュージーランドらしいですね。また、原発は反対の姿勢を貫いており、アメリカの原子力潜水艦の寄港も拒否したため国交関係が悪くなっても、原発禁止だそうです。東日本大震災の際には、ニュージーランドに移住した日本人もいるそうです。
ニュージーランドは、とてもフレンドリーでのんびりした雰囲気でとてもリラックスできる国でした。真冬といいつつも、オークランドは東京の3月程度の寒さで過ごしやすかったです。夏場は湿気もなく、快適だということなので、夏にも行ってみたいですね。
