RAIDレベルを理解しよう (2/3):RAIDの基礎知識 - @IT

RAID 1
 RAID 1は、RAIDレベルの中で、最も単純な手法でディスクの耐障害性を高めている。その手法とは、同一のデータを複数のディスクに書き込み、一方のディスクが故障しても、他方で処理を続行できるようにする、というものだ。つまりRAID 1では、同じデータを格納したディスクの「コピー」を用意することで、故障に備えているわけだ。通常は2台のディスクを使って実現する。RAID 1は「ミラーリング」と呼ばれることもある。

RAID 5
 RAID 5は、耐障害性の向上と高速化、大容量化のすべてを実現できるRAID技術である。分散データ・ガーディングとも呼ばれる。RAID 5では、ディスクの故障時に記録データを修復するために「パリティ」と呼ばれる冗長コードを、全ディスクに分散して保存するのが特徴だ。

RAID 5の性能については、ディスクからの読み出し時には、複数のディスクから同時並行読み出しが可能なので高速化がなされる。しかしデータの書き込み時には、パリティを算出・生成する必要があるほか、パリティ生成のため1組のデータ・ブロックをいったんディスクから読み出さなければならず、オーバーヘッドが大きい。そのため、RAID 5の書き込み性能は決して高くはない。