WPC EXPOでWILLCOMのWindows MobileスマートフォンW-ZERO3に触ってきました。記者発表の場では、あまりの嬉しさに実機に触れませんでしたが、今回は、勇気をふり絞って触ってきました。本当は、買うまで触りたくないんです。この気持ち、わかりますか?
目の前にW-ZERO3があります。並んでいます。本物です。しばし、触らず、じっと見てしまいました。固まっていたのは、私です。後ろに並んでいた方、すいません。
それでは、本体を持ってみました。軽いですねえ。筐体バランスが非常に良いです。カラーがクロなので、見た目は重く感じるかもしれませんが、キーボードをスライドさせて、親指入力で、全く疲れないと思います。ボディはツルツルです。今までのPDAにない質感です。この軽さは、カバンにポンと入れておける感じがしました。
さあ、いよいよ触ってみます。まずは、キーボードを出さずに、たて型で。通話ボタン、終話ボタンがあります。これは電話と同じ動作です。さらにPocketPCと同じようなアプリボタンが4つありますが、一つはOKボタンになっています。この辺りがザウルスっぽい?さらに、ボタンが2個あります。こちらは、通話ボタン、終話ボタンの上にあるのですが、Windows Mobileの下のタスクバーに出てくる2つのメニューを選択できるものです。アプリによって動作が違います。以上、表面で、8個のボタンがあります。アプリボタンは割り当てが可能です。普通、Windows Mobileマシンだとボタンが4つで、さらに、スマートフォンだと、その4つのうち、二つが通話ボタン、終話ボタンなので、2個しか自由に使えなかったりしますが、このZERO3は沢山あります。面白い仕様だと思います。
ナビゲーションボタンは、クリックが浅い感じですが、誤動作はせずにしっかりした感じでした。サイドの音量ボタンがスクロールに割り当てることができると、電子書籍やブラウザーで便利だと思います。本体横の画面縦横切り替えボタンでは、すごく速いわけではありませんが、ワンテンポ遅れて、画面が切り替わります。ハードボタンで縦横切り替えとは、面白い発想だと思います。Windows Mobile2003SEで画面回転機能が付きましたが、ハードボタンで切りかえるという発想はありませんでした。
続いて、キーボードをスライドさせます。画面が横に切り替わりました。キータッチを確かめてみました。キークリックは柔らかめですが、入力しやすいです。キー配置は、ちょっと特殊ですが、2〜3日使えば、慣れてしまう配置だと思います。きっと使いやすさを追求した配置だと思いますので、この辺りは購入してからじっくり味わいたいです。
ちょっと、ここで一息。アプリケーションのレビューは後ほど。