ソフトバンクのWindows MobileスマートフォンX01HTを使っています。Windows MobileというOSはマルチタスクです。最近の携帯もマルチタスクなものが増えていますが、Windows Mobileのマルチタスクは使いこなすとパソコンのような使いやすさになってきます。しかし、そのままの状態で使うとマルチタスクであるメリットがなかなか生かせません。沢山アプリが起動しているのに、どのアプリが起動しているかわからなかったり、起動中のアプリの切替ができなかったり、また起動中のアプリの終了をさせるのも大変だったりします。
沢山のアプリを起動しながらの平行作業で、マルチタスクが楽しめるためのユーティリティソフトとして、Magic Buttonをご紹介します。
Magic Button - Pocket PC Task Manager
Magic Buttonは起動すると上のメニューバーに家のマークのアイコンが常駐します。このアイコンをタップするとToday画面に戻ります。また、アイコンを長押しするとメニューが出ます。このメニューからClose Allなどで起動しているアプリケーションを一気に終了できたりします。
メニューのSettingを選ぶと設定画面になります。アプリのOKボタンで、アプリを隠すのではなく、終了させる設定が可能です。Windows MobileはOKボタンでアプリが終了せずにどんどん裏に回って、メモリを圧迫していきます。不要なアプリはすぐに終了させて使うと安定します。そこで、アプリは使い終わったらMagic ButtonによりOKボタンで終了する癖を私はつけています。また上のメニューバーのアイコンの位置の設定もできます。極端な設定としては、全てのアイコン(電波や時計など)を消してしまう設定も可能です。ちなみに私は、時計を表示してアイコンを3個生かす、という設定にしています。そして、Magic Bottonの醍醐味が、起動中のアプリのアイコンがメニューバーに並ぶことです。それぞれのアイコンをタップすればアプリに切り替わります。とてもわかりやすくて、使いやすいタスクマネージャ機能です。
私の日常的なX01HTの使い方としては、メモと予定表を起動しながら、ネットやメールをチェックしたりします。Offisnail Date、メモ、NetFront、nPOPという4つのアプリケーションを切替ながら使っています。全てボタンに割り当ててあるので、ボタンを押せば切り替わるようにはなっていますが、他のアプリを、例えば、GSFinderやWindows Media Player、連絡先などを起動した場合は、ボタンに割り当てていないため、このMagic Bottonの起動中アイコンで切替をしています。Windows Mobileの醍醐味は、マルチタスクにあります。この機能を使いこなすとX01HTの魅力がさらにアップすると思います。