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Windows Mobile デバイス センター


Windows Vistaのモバイル端末との同期アプリ「Windows Mobileバイス センター」が公開されていましたので、早速、ダウンロードして、MacBookVistaに入れてみました。

Microsoft Corporationは1月31日、Windows Vista搭載パソコンとWindows Mobile搭載機器を同期するソフト「Windows Mobileバイス センター」を公開した。Windows Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

ダウンロードは、マイクロソフトのページからできるのですが、ActiveXが入れられて、正規のWindowsである認証をされないとダウンロードボタンが出ない、というセキュリティが高いものになっており、ちょっと面倒です。インストールも結構時間がかかる感じでしたが、再起動なく、インストールが完了しました。
W-ZERO3[es]をUSBケーブルで接続してみました。セットアップするかどうか指示が出ます。

セットアップを選択すると、同期する項目のチェックをします。Outlookをインストールしていないので、PIMのチェックは「Outlookがインストールされていません」との表示で、入れられません。窓の杜によるとOutlook2007しか使えないようです。

バイス名が自動的につき、セットアップ完了です。デバイス名が「itokoichiのPDA」という名前になり驚きました。PDAなんですかねえ。

同期している状態の画面です。「プログラムとサービス」ではアプリのインストールなど、「画像、音楽、およびビデオ」では、マルチメディア系のファイルの同期、「ファイル管理」はファイルのやりとり、「モバイルデバイスの設定」は接続のUSBやBluetoothなどの設定、ができます。

AvtiveSyncから大きく変わった点は、「画像、音楽、およびビデオ」という項目だと思います。試しに、画像の同期をしてみると、W-ZERO3[es]miniSDメモリカード上の「DCIM」フォルダに入ってた写真(内蔵カメラで撮影した写真)が簡単に取り込めました。この感じは、MaciPhotoに近い簡便さでした。

Windows Mobileバイス センターは、当初、標準でVistaに搭載されるとの話でしたので、このアプリがデフォルトで入っていると、Windows Mobileバイスが使いやすくなると思います。Outlook2007が、Windows Mobileバイスに今後バンドルされるかどうか、がちょっと問題かもしれません。手軽にPIMの同期ができないので。

(追記)
pocketgamesさんの検証では、Outlook2003は動いたようです。あわてて2007を購入しないでよかったです。

とうとう日本語正式版も来ましたな。どこかの記事ではOutlook 2003で同期出来なかったと書いていたが、こちらではOutlook 2002でさえ、W-ZERO3 esおよびTreo 750vで同期できている(サポートはOutlook 2003からだったような気がするが)。とりあえず実感できるのはインターフェースだけだが、Vistaとの一体感は素晴らしい。

Windows Updateで提供されるそうなので、あわててダウンロードする必要もないようです。

同社のWindows Vista公式ブログで明らかにされたもので、今週末までにWindows Update経由で提供される見込みという。