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2007年ベストスマートフォン

2007年も、もうすぐ終わりますね。今年もスマートフォン関連のニュースが山盛りで楽しい一年でした。今年を振り返って、ベストスマートフォンを選んでみたいと思います。これは、あくまで、私個人で使う環境で、使いやすいスマートフォンをチョイスしたものですのでご了承ください。また、日本国内で発売しているもののみを選びました。

第1位Advanced/W-ZERO3[es]


今年の7月に発売されたW-ZERO3シリーズの3代目(正確には4代目かな?)にあたるAdvanced/W-ZERO3[es]、通称、アドエスを1位に選びました。初代W-ZERO3から徐々に改善されているOSやアプリケーションに加え、薄い筐体とダイヤルキーの搭載は、満員電車に毎日揺られているサラリーマンにとっては、とても使いやすい端末です。日本で携帯電話電話が流行している原因は、片手で操作ができるダイヤルキー入力スタイルが大きいと思います。その携帯入力スタイルと、スマートフォンならではのミニキーボード搭載して親指入力は、使うシーンがすぐに変わるモバイル環境においては、とても便利に使えています。ダイヤルキーを入力しやすいようにカスタマイズする、というのは、スマートフォンならではの携帯とはまた違った楽しみ方です。携帯なら入力しにくいなあ、で諦めるしかないですからね。また、薄型であることも毎日操作する上では大きな利点だと思われます。iPod touchの薄さもインパクトがありますが、スマートフォンも薄さって、大事だなあ、と感じます。複数台スマートフォンがあっても、やはり薄い端末を選択して使ってしまいます。アドエスの使用頻度が一番高いのも、この薄いことがあるかもしれません。

第2位EM・ONE


2位はイー・モバイルEM・ONEを選びました。通話機能がないので、スマートフォンとは言えませんが、キャリアの提供する、通信機能を内蔵している通信端末ということで、準スマートフォン的な位置付けと考えています。EM・ONEの魅力は、全部乗せ、とも言える高スペックなところです。無線LAN、Bluetooh搭載、大型液晶、高速HSDPA通信、パソコンモデム利用可能、大容量内蔵メモリ、など、モバイルユーザーが望む機能は全部載っているといっても過言ではありません。惜しむらくは、通話機能がないこと、イー・モバイルのサービス地域が限定されていること、です。大型筐体でも良いユーザー、イー・モバイルのサービス地域内のユーザー、携帯電話を併用するユーザー、にとっては理想的な端末と思われます。モバイル通信に対して制限を加えない携帯電話キャリアとして貴重な存在だと思いますので、サービス地域の拡大、通話サービス開始など、今後頑張って欲しいと思います。

第3位X02HT


3位はソフトバンクX02HTを選びました。X02HTの特徴ななんといっても、ブラックベリーtreoスタイルなキーボード搭載です。日本のスマートフォンはスライドキーボードしか出ていませんでしたが、メッセンジャースタイルのキーボードは、手軽に使うには一番です。PalmTungstenCやtreo90を愛用していた私には、嬉しいスタイルです。ただ、OSがWindows Mobile 6 Standard Editionであることは、なかなかユーザーにとって大変な部分です。周りにX02HTユーザーが増えてきたのですが、そのユーザーからは「アプリケーションが動かない」というヘルプばかり求められてしまいます。Windows MobileでもW-ZERO3とは全く別のバージョンなんだよ、と理解してもらうのが一苦労だったりします。Windows Mobile 6 Standard Editionが、もう少し使いやすい環境になるといいな、と個人的には思います。
以上、勝手にベスト3を選んでしまいました。この順位はユーザーによって全く違うと思いますし、私も使う環境が変われば、順位も当然変わってくると思われます。それにしても、こんな順位を付けられるほど、日本でスマートフォンがリリースされていることに喜びを感じます。この市場がなくなってしまわないように、ユーザーのみなさんは、ぜひスマートフォンを活用していただきたいと思います。PDA市場の二の舞は避けたいです。今は、ユーザーが使い続けて、市場を育てることが大事なのです。