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Exchange2007を利用する

Windows Mobileスマートフォンの特徴として、Exchangeサーバーと同期ができる、という点があります。しかしながら、個人ユーザーでExchangeサーバーを持つのは大変な費用と手間がかかります。今回、法人向けにExchangeホスティングサービスを行っているTOSYSの「Livestyle」を試用しています。個人では利用できないサービスなため、貴重な体験をさせていただいています。毎月1回程度、レビューを載せていこうと思っていますので、Exchange導入をしていない法人の方に参考になればと思います。
「Livestyle」

「Livestyle」のよい点は、1クライアントでも申し込みができる点です。例えば、会社全体で導入ではなく、自分の部署の5人だけで利用する、なんて方法が可能なところです。サーバー導入には、多額の費用がかかりますが、「Livestyle」ならば低予算ですぐに始めることができます。スマートフォンを5台導入するときに、一緒に「Livestyle」を導入すれば、すぐにExchangeが利用できるというわけです。
今までの記事の一覧は以下になります。
Livestyleレビュー一覧
TOSYSの「Livestyle」ですが、Exchange 2003からExchange 2007に今年の半ばより変更になりました。2003から2007への移行は、非常にスムーズで、簡単に移行ができました。パソコンのOutlook 2007との同期に関しては、Exchange 2007に変更後、再度、ログインするだけで同期が終了しました。念のためにデータのバックアップはとりましたが、バックアップデータの必要はありませんでした。パソコンのOutlook 2007の同期速度も速くなり、快適になりました。
Windows Mobileスマートフォンとの同期に関しては、サーバーアドレスが変更になったため、アドレスを入力し直すだけで、再度同期ができました。Exchange 2007になって、同期の体感速度がアップして、快適です。
さらに、パソコンのブラウザを使って利用できる「Outlook Web Access」に関しても、アプリケーション「Outlook 2007」に近い操作感で利用ができます。
Outlook Web Access」のログイン画面です。デザインも変わりました。Livestyleのメールアドレスをパスワードにて、ブラウザにてログインします。なお、Internet Explorerを利用した方が、デザインや機能面で一番使いやすいようです。

メール画面です。「Outlook 2007」とデザインとしては、ほとんど変わりません。

予定表の画面です。こちらも。「Outlook 2007」と同じような操作感で使いやすいです。

Exchange 2007になって、さらに使いやすくなったExchangeです。パソコンでは、アプリケーション「Outlook 2007」、ブラウザにて「Outlook Web Access」、そして、Windows MobileAndroidiPhoneNokiaにて同期して利用しています。パソコンもモバイル端末も、自分の好きな端末を、データ同期を意識しないで利用ができるExchangeは、私にとって、必須の環境です。ぜひ、ご利用ください。