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ネット社会への考察その1フォーラムの存在

自分自身へのネットへのアプローチを振り返ってみようと思う。これでネットから離れてしまうのか、まだまだ付き合っていくのか、ある程度の結論を出したい。
ネットに初めて出会ったのは、大学生のときだ。最初は大学の大型計算機センターの端末、というクローズドな端末であった。そして卒論用にワープロを購入してから、本格的にネットの世界に接することができた。ワープロにオプションのモデムを取り付けて、草の根ネットにつないだりしていた。チャットしながらも、そこは次回のツーリングの約束だったり、あくまでも知り合いとの電話ではないコミュニケーション手段というものだった。
それが大きく変わったのはニフティサーブの存在だった。そこには趣味を同じくするユーザーのフォーラムが形成されていた。まったく面識のないもの同士が活発に意見交換をしている。それも全国のユーザーが、ハンドルネームという架空の名前で活動している。今でいう会員制の掲示板のようなものだが、そこには確固たるルールがあり、まさにコミュニティを形成していたのだった。
マッキントッシュを使い始めたばかりの私にとっては、先輩ユーザーのいるフォーラムは良い勉強の場だった。そのフォーラムがなければ、ここまでパソコンに興味を持つことができなかったかもしれない。
そのフォーラムにアクセスするのは自宅のデスクトップ型のマッキントッシュだった。これがパワーブックに代わることにより、フォーラムに自宅以外でアクセスするようになってきた。モバイルへの長い旅の序章が始まった。(続く)