Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

W-ZERO3の魅力

itokoichi2005-10-22

Windows MobileスマートフォンW-ZERO3”(ダブリューゼロスリー)ですが、発売まで、あと2ヶ月弱。まだ見ぬ機種を想像しながら、日記をエントリーしていきたいと思います。なんせ、「W-ZERO3応援団」というサイトの名前を変更してしまうほどですので、冷静なエントリーではないと思いますので、ご了承ください。
W-ZERO3の魅力って何でしょうか。沢山、あって書ききれないかもしれません。まずは、昨日書かせていただいた「存在だけで許せてしまう端末」という、10年の日本PDAの歴史の中で意味ある機種であることの魅力ですが、スペックも見ていきたいと思います。
WILLCOMのプレスリリースから主な特徴を掲載してみます。
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2005/10/20/index.html

■ “W-ZERO3”の主な特長
1.業界初、3.7型VGA(640×480ドット)高精細モバイルASV液晶とFlash対応インターネットブラウザを搭載
2.業界初、Microsoft Windows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載し、PCとの高い親和性を実現
3.高性能かつ低消費電力のインテルR PXA270 プロセッサ 416MHzを搭載
4.POP・SMTP対応のメールソフトとQWERTY配列のキーボードによりPCと同様のメール環境を実現
5.PHSW-SIM)と無線LANIEEE802.11b準拠)のデュアル通信対応
6.有効画素数約133万画素デジタルカメラ内蔵

プレスリリースでは、OS、ハードウエアの特徴が並べられています。PDAユーザーの私にとって、まず最大の魅力は、PDAに電話機能が搭載された「スマートフォン」である、ということです。
PDAを使い始めた当初、HP200LXですが、パソコンと同期する端末として活用していました。PDAで入力したデータが、パソコン上にも同じものがある、それだけで感激しました。ただ、PDAをどんどんカスタマイズしていくうちに、スタンドアローンでも成り立つ機種に成長していきました。小さなパソコンといっても良いほどのポテンシャルがありました。
そうなってくると、HP200LXで単独で運用をどんどんしたくなり、最終的には通信をし始めました。モデムカードによる公衆電話経由での通信、そして、モデムカードとPHSのフォンジャックからのアナログ通信、携帯電話カードによる携帯電話経由での通信、そして、PHS通信カードでの通信、と通信方式をどんどん変えながらも、HP200LXで通信を楽しみました。その頃から10年近く経ちますが、現在、Windows MobileBenQ P50とvodafone 702NKBluetooth経由で通信しており、結果的には、やっていることはさほど変わっていません。PDA自体には通信機能は内蔵しておらず、携帯やLAN回線などになんらかの手段で接続することで、通信を行ってきました。PDAに通信機能が内蔵されることは、ずっと夢でした。通信機能さえ、内蔵されれば、10年間、いろいろ苦労してきた通信手段の確保が非常に簡単になります。
さらに、PDAと共に、携帯電話は仕事&生活の必須アイテムなっています。どうしてもPDAと携帯電話の両方を持ち歩くことになります。2台を持ち歩きながら、これが一台になればなあ、というのも、PDAユーザーがみんな考えることでしょう。
そう考えると、PDAと携帯電話が合体すること、それはモバイルでは、どうしても実現して欲しいことでした。一台で全て済んでしまう可能性を「スマートフォン」は持っています。
そういった意味でも、“W-ZERO3”(ダブリューゼロスリー)の出現は、長くPDAを使っている私にとって、非常に衝撃的です。このスマートフォンの流れが、日本にも定着して、どんどん新しい機種が出てきて欲しい、と望んで止みません。