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レビューその5・魅力的な無線LAN

itokoichi2006-09-28

ドコモのWondows MobileスマートフォンhTc Zには、無線LANBluetoothが搭載されています。簡単に「搭載されています」と言いましたが、これが実は凄いことなのです。W-ZERO3には無線LANが搭載されていましたが、残念ながらBluetoothは搭載されませんでした。さらに、W-ZERO3[es]は、無線LANも搭載されませんでした。
スマートフォン無線LANBluetoothが必要か、と問われたならば、私は必要だと思います。もし、ユーザーの1%しか使わない機能であったとしてもそれは搭載して欲しいと思います。何故ならそれがスマートフォンだからです。あらゆる活用の可能性を残し、カスタマイズの可能性を最大限に生かせることが、スマートフォンの魅力だと思うからです。もちろん、様々なバリエーションの中で、非搭載の端末はあって構いませんが、それは、搭載している端末がある前提だと思います。現状、スマートフォンのバリエーションのない中、W-ZERO3シリーズで、無線LANBluetooth搭載機種が、バリエーションの一つとして登場して欲しいと熱望します。
今回は、hTc Zに搭載されている無線LAN機能をご紹介します。内蔵無線LANということで、W-ZERO3と同じかというと、それはとんでもない誤解です。とても使いやすい無線LANが搭載されているのです。
hTc Z無線LANの素晴らしいところは、「省電力モード」が搭載されていることです。しかも、自動的に電源オフの設定も可能です。W-ZERO3は、無線LANを使うと、手動で電源をオフにしないとバッテリが空になるまで起動し続けてしまいます。これはとても困った仕様だったのですが、hTc Zでは、無線LANを使っていても、普通に運用できてしまうのです。また、無線LAN使用中でも、電源ボタンによるサスペンドが、ちゃんと使えます。無線LANがオンでもオフでも普通に使えてしまうのです。「無線LANがオンだから気をつけないと」なんて使っていたW-ZERO3とは大きな差を感じます。
ちなみに、無線LANを入れっぱなしで、時々ネットする程度では、省電力が効くためか、バッテリは残り90%でした。モバイルで無線LANを実用的に運用することが、本当によく考えられています。
ちなみに、無線LANの起動ですが、「コミュニケーションマネージャ」というアプリがあり、これが、hTc Z本体右サイドのボタンに割り当てられています。このコミュニケーションマネージャのアイコンのタップで、無線LANのオンオフが簡単に行えます。さらに、Bluetooth、マナーモードも同じように設定ができます。また、Tweakというアプリケーションの導入により、Today画面でオンオフ表示も可能です。
W-ZERO3のときは、無線LANを使うときは、ACアダプタを繋いでいないとバッテリが干上がってしまい怖かったので、自宅以外では使っていませんでした。しかし、hTc Zでは、SIMで通信するのと同じレベルで無線LANが使えるので多用しています。
公衆無線LANは、ドコモのMzoneを利用しています。mopera Uスタンダードプランだと、月額500円で利用できます。パケット定額でないので、無線LANのアクセスポイントのある場所では、なるべく無線LANを使うようになりました。
続いては、いよいよBluetoothです。