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iPhoneで感じたこと

週末はiPhone 3Gをだけを持ち歩いています。携帯電話を自宅に置いてきました。このiPhone 3Gだけを持ち歩いて、iPodとして、携帯として、ネット端末として利用しています。これは、非常に不思議な感覚です。iPod touchを持って歩いているときは、必ず携帯電話を一緒に持ち歩いていました。それがiPhoneでは必要なくなったのです。iPhoneは携帯電話なので、正確には、携帯を持ち歩いているのですが、iPhoneだけを持ち歩いていると、携帯を持たずに、携帯機能が使えているような気になってしまいます。
考えてみると、1999年にiモードがスタート以来、携帯電話はモバイル端末として必須なものになっていました。モバイル環境でプッシュメールが受け取れる、夢のようなシステムでした。パソコンのメールを全て転送して、毎月のパケット代が一万円を超えてしまいましたが、モバイルでメール自動受信は、当時のPDAで実現できないことでしたので、愛用していました。その後、携帯はネット機能やカメラ、おサイフケータイと機能が充実していくに連れて、さらに持ち歩かない日はないものとなっていました。
しかし、iPhone 3Gで、この携帯電話を持ち歩く必要がなくなったような感覚になりました。これは、W-ZERO3を使い始めたときと同じ感覚でした。PDAに携帯機能が内蔵されたスマートフォンで、携帯電話や通信カードを併用する必要がなくなったとき、自由になった感じがしました。
便利なはずの携帯電話がいつの間にか不自由に感じているのかもしれません。いろいろなサービスを強要する携帯電話よりも、毎日持ち歩いて利用するツール、iPodPDAやデジカメや携帯ゲームに、携帯電話機能が内蔵されることで、新しいモバイルの世界が広がるような気がします。
そんなことを、iPhone 3Gで感じてしまいました。