Windows Mobileスマートフォンの特徴として、Exchangeサーバーと同期ができる、という点があります。しかしながら、個人ユーザーでExchangeサーバーを持つのは大変な費用と手間がかかります。今回、法人向けにExchangeホスティングサービスを行っているTOSYSの「Livestyle」を試用しています。個人では利用できないサービスなため、貴重な体験をさせていただいています。毎月1回程度、レビューを載せていこうと思っていますので、Exchange導入をしていない法人の方に参考になればと思います。
「Livestyle」
「Livestyle」のよい点は、1クライアントでも申し込みができる点です。例えば、会社全体で導入ではなく、自分の部署の5人だけで利用する、なんて方法が可能なところです。サーバー導入には、多額の費用がかかりますが、「Livestyle」ならば低予算ですぐに始めることができます。スマートフォンを5台導入するときに、一緒に「Livestyle」を導入すれば、すぐにExchangeが利用できるというわけです。
今までの記事の一覧は以下になります。
Livestyleレビュー一覧
日本で初めて発売されたAndroid端末、docomo HT-03Aは、Google携帯と呼ばれていることもあり、GoogleカレンダーやGmailとの同期が簡単にできる端末です。しかし、アプリケーションの導入で、Exchangeとの同期も可能となりますので、Exchangeユーザーも活用が可能です。
利用するアプリケーションは「TouchDown」です。使い方は、以前、ご紹介しました。
http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/20090721/p1
「TouchDown」は、有料アプリケーションですが、日本においても有料アプリケーションの提供が「Android Marke」で開始されましたので、簡単に購入ができます。早速、購入してみました。
「TouchDown」のトライアル版をインストールしておけば、「Android Market」にて、$9.99にて有料キーを購入できます。「Android Market」にて、「TouchDown」と検索すると、ヒットします。
Google Checkoutの画面になりますので、クレジットカード情報を入力します。
購入後、ダウンロードされて、自動的にインストールされます。
「TouchDown」のトライアル版が、正規版になっていました。制限なく利用が可能です。
Androidは、Googleサービスだけでなく、このようにExchangeでの活用も可能です。安定している有料のExchangeサーバーサービスを活用することで、安心して、オンライン同期が利用できます。Androidでも、ぜひExchangeをご活用ください。