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富士ゼロックスのクラウドサービス「SkyDesk」を体験

Ripre会員向けに8月23日に富士ゼロックス株式会社から新サービスとしてリリースされた、クラウドサービス「SkyDesk」説明会がありましたので参加してきました。

SkyDesk

富士ゼロックスの担当の方から、「SkyDesk」をリリースした経緯の説明がありました。富士ゼロックスは、法人向けサービスが基本だそうで、個人向けにはセブンイレブンネットプリントサービスを提供しているそうです。今回の、「SkyDesk」という個人向けクラウドで個人ユーザーとつながりたい、という希望があるそうです。

「SkyDesk」の説明は、YouTubeにて公開されています。その動画を見ながら「SkyDesk」の説明が実施されました。

以下が実際の動画です。

「SkyDesk」は、ネットですぐに無料登録ができます。キーワードとしては、
「ひとりひとりの仮想オフィス」
会社にいなくても、オンラインでブラウザ上でオフィスで行う作業が可能
「がんばらない共有」
グループを活用することで、気軽に共有が可能
「チームの知の共有」
グループ間の情報を共有することで、仕事に活かすことが可能。
ここで面白い機能の紹介がありました。iPhone向けに「SkyDesk」関連アプリが3本リリースされています。「SkyDesk Mobile」「SkyDesk Docs モバイル版」「SkyDesk Cards モバイル版」の3本が無料で提供されています。これらのアプリと連携が可能です。
「SkyDesk Cards モバイル版」は特にユニークです。まず、名刺を撮影します。

クラウドにデータが転送されて、クラウド上でOCR変換されて、データとして取り込まれました。この名刺データには、メモや他の画像が付けられます。例えば、相手の写真や、打ち合わせで使ったホワイトボードの写真を付ける、ような使い方ができます。

また、様々なオフィス作業をオンラインで行うことができます。クラウド上に保存されますが、オフィス形式で出力することができます。オフィス文書やGoogle Docなどのインポートもできます。

例としてPDFファイルの共有を実際に行いました。ファイルをクラウド上にアップして、グループ共有を選択します。

グループ全員で閲覧ができ、さらにiPhoneアプリ「SkyDesk Mobile」で閲覧ができます。

ワープロ機能のあるDocsを使うをさらに面白く活用できます。共有した書類は、グループ内のメンバーで同時に編集が可能です。バージョン管理もでき、編集権限の管理もできます。「SkyDesk Docs モバイル版」にて閲覧もできます。

共有ファイルの履歴閲覧もできます。

グループ間のチャット機能があります。

使う上でのいくつかの注意事項もありました。

●名刺読み込みに関して
名刺データの削除はパソコンからのみ。
名刺の写真撮影は、外枠がわかるように、黒い紙に置いて撮影すると取り込みやすい。
名刺読み込みは、日本語モードと英語モードを選択できる。
名刺読み込みは50枚まで、名刺の共有は5枚まで。
●docs
googleドキュメントを利用可能
クラウド容量
1GBまで。アップロードは1ファイル50MBまで。
●ドキュメントの公開に関して
公開するとURLが発行され、ブラウザにて閲覧可能

「SkyDesk」は非常に多くの機能を持つクラウドです。クラウド、というより、グループウェア機能が充実しています。小規模オフィスであれば、パソコンにこの「SkyDesk」さえ入れていれば、他にアプリケーションがなくても作業ができてしまうのではないか、と思えるほどでした。iPhoneアプリの機能もユニークでした。無料なので、お薦めのサービスです。

SkyDesk