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「離れた場所でも一緒にネット〜TAYORI〜」を体験しよう!に参加

NTTレゾナント TAYORI体験イベントに参加しました。

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TAYORIは非常にユニークな商品です。機能を簡単に説明すると、「パソコンの画面を、離れた場所にあるテレビに映すことが出来る」というもの。所謂、リモート端末なのですが、家族や高齢者を意識して、簡単に操作できるように特化した商品になっています。昨年4月より販売をしています。

まずは、TAYORIに関して商品プレゼンテーションをお聞きしました。
「TAYORIで始める離れた人との新しいコミュニケーション」というタイトルで説明していただきました。

silexテクノロジーNTT西日本の2社で開発した端末。
開発した背景としては、「高齢者の5割がインターネットがわからない」「習得する機会はない」「家族に教えてくれる人がいる」ということから開発。
TAYORIの意味は、「親が子供に頼る」「PC画面を送信する便り」。ロゴは家がつながっているイメージ。
パソコンの画面をインターネットを経由してテレビに写し出す。パソコン側はネット接続、テレビ側にTAYORIを接続。テレビ側に接続するTAYORIは、設定不要。高齢者に使いやすくなっている。「誰でも簡単接続」というシートをTAYORIに付属している。
特徴としては、「離れた場所で一緒にインターネット」が可能。例えば、離れた実家に、パソコンで調べた結果を、実家のテレビに出力できる。
「離れた場所からの操作も可能」。実家からの操作も可能。
「写真をプリントアウトしてプレゼント」。パソコン側から操作して、テレビ側のプリンターに出力可能。
その他の利用方法としては、自治体にて高齢者のお話サービスにて、高齢者の自宅のテレビにパソコンを表示。旅行会社から、客先に説明など。

つまり、遠隔地に住んでいる実家の両親に自分のパソコンの画面を見せる、ということが想定されているシーンとなります。電話だけでは伝えられないことを、パソコンの画面を使って伝える、新しいコミュニケーションのスタイルを想定しています。
説明の後、接続デモが行われました。パソコンにTAYORIアプリをインストールすると、遠隔地に繋いであるTAYORIにアクセスができて、すぐにテレビ側に表示が可能となりました。
TAYORIに番号が振られているので、パソコン側に番号を設定することで簡単に表示。テレビはHDMI入力を切り替えるだけ。非常に簡単で驚きました。
続いて写真プリントデモ。パソコンに写真を表示。遠隔地にあるTAYORIにUSBでプリンター接続。パソコンから印刷ボタンを押すと、TAYORI側のプリンターにてプリントされてしまいます。ネットワークプリンターが遠隔地にあるイメージでしょうか。不思議な感覚です。

質疑応答がありました。

接続の仕組みとしては、サーバーにて通信している。その後、1対1の通信ができる。ルータのポート解放は必要なし。
パソコンの音声送信もできる。
TAYORI側からパソコンに接続はできない。あくまで、パソコンからTAYORIへの接続。
複数のTAYORIがある場合、別のTAYORIに接続は番号を入れなおせば可能。
Windows 8Macには非対応。MacVMWareによる仮想化したWindowsでも使用不可。BootCampは不明。

参加ブロガー同士で、TAYORIの実機デモを行ったのですが、YouTubeの動画がスムーズに、遠隔地のテレビに表示されました。さらに、遠隔地のTAYORIにUSBマウスとUSBキーボードを接続すると、テレビ上でパソコン操作ができてしまいます。

面白い使い方としては、遠隔地ではなく、自宅のパソコンをリビングのテレビにTAYORI経由で接続してしまえば、リビングのテレビがパソコンに変身してしまいます。寝ころびながら、YouTubeを見る、なんて使い方ができそうです。
高機能なのですが、とてもシンプルに作って簡単操作を実現したTAYORIは、ユーザーの工夫次第で、いろいろな使い方ができそうです。実機をお借りしたので、これからいろいろ活用してみようと思います。