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「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」レポートその4・イメージセンサーの進化のためソニーの技術を世界が待っている #αアンバサダー

「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」に参加しました。3つのセッションがあったのですが、最後は、「イメージセンサーの技術紹介」です。ソニーイメージセンサーといえば、多くのカメラ、スマートフォンに採用されており、ソニーがまさに命運を担っている分野ですので、期待のセッションでした。

イメージセンサーの技術紹介
国内3工場で自社作成。他社への納入。

自社開発のメリット。カメラ事業部と半導体事業部の連携が強み。

イメージセンサーの技術。いかに光を効率良く画素の届けるか。

1。ワイドフォトダイオード設計技術。コンパクトに設計して、画素の面積を広くする。
2。低層化技術。ビルの谷底にあるイメージ。低層化することで、光を効率良く集める。
3。オンチップレンズ構造。レンズとレンズの間の隙間をなくす。ギャップレス。画素にすべての光を伝える。

究極はα7S。α7Sは常用ISO102600、ISO409600が最高値。
ここで、α7Sのデモがありました。ISO409600という、とんでもない世界を再現。




α6000で全域で位相差AFを実現。周辺部は斜めに光が入っている。オンチップレンズを斜めに配置して、画素に導く。
レンズ交換で光の入り方が変化。その状態で位相さAFは難しい。光の入社角をレンズ毎に情報をとる。

手振れ補正。

5軸にしている。

マクロでXY補正、夜景でロール補正が効果がある。

ボディない手振れ補正の課題。電力消費が課題。イメージセンサーにコイル、ボディ側にマグネット。コイルに電流を入れて動かす。低消費電力の秘密は、駆動エンジンが少ない、高いトルク、他社でつかっているバネを使わず、鉄の板と永久磁石のバランスでイメージセンサーを真ん中に維持する。
この後、質疑応答がありました。
Q.α6000のような全画面AF機能はフルサイズで搭載は?
A.フルサイズのAFは全面AFは難しい。フランジバッグの問題で端のAF精度が取れない。
Q.ボディ内手振れ補正、レンズ内手振れ補正と、2種類の手振れ補正を採用している理由は?
A.Eマウントレンズ内補正は2軸しかとれない、5軸が実現できたのでマーク2に入れた。軽さが必要な場合は、レンズ内手振れ補正にする。用途によって、両者を使っていく
Q.A7IIにてボディ内手振れ補正を使って、EマウントレンズとAマウントレンズにて、動画を撮影した場合、手振れの効果に違いを感じる理由は?
A.AマウントとEマウントの動画のレンズ補正は、どちらも5軸になっているが、Eマウントレンズの2軸とボディ3軸で合わせて5軸となっている。
業界最大手のイメージセンサーを供給しているということで、技術の進化は素晴らしく感じました。また、ボディ内5軸手振れ補正に関しては、α7IIで採用されて、ユーザーとして本当に嬉しい機能です。
「αアンバサダープログラムキックオフミーティング」は、このセッションで最後になりました。ご説明いただいたソニーの方に、感謝です。技術的な解説をユーザーに行うのは、ご苦労があったかと思いますが、毎日使っているαシリーズに、これだけ多くの技術が詰め込まれていることを実感できたので、非常に有意義でした。
今後、また、「αアンバサダー」で、このような体験ができる機会があると嬉しいです。