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テキスト入力に特化したマシン

山田さんの携帯電脳日記で、「機能の特化した家電(電子辞書、MP3)が売れているがPDAは売れていない。PIMに特化したPDAが欲しい」との記述がありました。概ね、山田さんの嗜好と私の嗜好は似ているため、山田さんの希望するPDAが出現したらすぐにでも欲しいところではあります。
ただ、私の場合のPDAを使い始めたきっかけとしては、「テキスト入力をしたい」というところだったりします。重たいワープロを鞄に詰めて、バイク通勤をしていた時代より、テキスト入力を何処でもしたい、ということが、私のモバイルのきっかけです。
当時、PIMはテキストファイルを使っていました。予定表で一つのテキストファイル、アドレスで一つのテキストファイル。テキストの検索機能を使って、それぞれの予定やアドレスにアクセスする、なんて方法をとっていました。それをフロッピーに入れておけば、どんなワープロでもパソコンでも、MS-DOS形式さえ読めれば使えていました。
そのテキストPIM(そんな名前あるのかな?)を使い続けて、ワープロからHP200LXへ移行したときも、HP200LXの素晴らしいPIMもデータが多くなると飛んでしまうということがあり、テキストPIMを愛用しました。
そして、HP200LXから初めてのWindowsCEカシオペアA51を使い始めたときもPIMの使いにくさから、結局テキストPIMを使っていました。その後、WindowsCEにはPocket WZ Editor(これが私にとってのまさにキラーアプリ)が登場したおかげで、テキストPIMをPWZ Memoにより階層表示ができるようになり、HP620LX、jornada680、jornada720でもテキストPIMを愛用していたりしました。
その後、VisorDeluxeでPalmを使うようになってからは、逆にテキストが扱えない、ということからも予定表はPalmのPIMを使うようになり、アドレスは携帯を使うというように変化していき、現在に至ります。
長々と書いてしまいましたが、PIMに特化したPDAが登場すれば、こんな私のような苦労をすることなく、PIMを持ちあることができると思います。逆に私にとってはテキスト入力のすばらしいモバイルマシンが登場するならば、またテキストPIMに戻って、テキストで管理しても良いかなあ、なんて思います。機能は何もなくて良いので、テキスト入力に特化したマシン、そんなPDAが私には魅力的に感じてしまいます。