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スマートフォンは誰に必要か

モバチキさんがブログにこんなエントリーをされています。

考えてみると、今のスマートフォンって携帯+ノートユーザーが乗り換えるだけの魅力ってあるのかな?と疑問を持ったりします。っていうか、そもそもどの層に売ろうとしているんだろう、と。自分好みにあれこれカスタマイズが出来る、パソメールが使える、Webブラウズ機能に柔軟性が、とかいうのは確かに魅力的ではありますが、現状その機能を生かすためには、ソフトバンクで月々1万円以上の投資が必要です。

スマートフォンユーザーは増えてほしい、それには、スマートフォンが使いやすくなってほしい、これは、現状のスマートフォンユーザーの願いです。しかし、冷静になって考えてみるとどうだろう、というのは、いつもユーザーが出口のない悩みにぶつかってしまうところです。私自身もスマートフォンを万人に勧めていいのだろうか、と日々、自問自答しています。購入の相談をされた場合、いろいろな使い方を想定して、ノートパソコンや携帯でもできることを示した上で、それでも必要かどうかを確認しています。
ただ、一番の動機は、スマートフォンを使ってみたい、という気持ちかな、とも思っています。使っている様子が格好良かったり、便利そうに見える、それで、使ってみたい、なんてことでも十分な気がします。いろいろなデメリットはあっても「格好良く使ってみたい」そんな気持ちが一番大事なんじゃないかな、と感じています。その「格好良く使ってみたい」のためには、出費もするし、カスタマイズへの努力もする。結果、携帯やノートパソコンでも太刀打ちできないようなスペシャルパーソナルマシンに生まれ変わる、なんて格好良いじゃないですか。
非常にアバウトな話で、格好良さ、なんて言われても、実の伴わない話では、キャリアもメーカーもPR方法がありませんね。でも、ファッションデザイナーやクリエーターやミュージシャンが、日本で使えないiPhoneに飛びつく気持ち、ってそんな感じかな、と思っています。格好良さや、自分の生活スタイルに溶け込める魅力、自分が使っている想像力をかきたてる端末、そんな部分がスマートフォンに加われば、通信料の高さやカスタマイズしないと使えない部分など、ユーザーはカバーするんじゃないかな、と甘く考えています。
「携帯と紙の手帳でいいじゃん」と言われて、スマートフォンをさっと取り出して、予定表と連絡先をさくさく検索して、目の前でヘッドセットで電話をして、動画をみせる、なんてパフォーマンスをして、いいなあ、なんて感じさせたら、それはそれでいいのかもしれません。
どうしたらスマートフォンの魅力を伝えられるか?高い費用やカスタマイズの手間を超えた魅力を感じているから使っているわけで、その情熱をうまく伝えていきたいなあ、と日々思っています。