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MacBook AirにWindows 7 RCをインストール

Windows 7 RCがリリースされました。いつもBootCampのインストールでお世話になっている「パソコンよろずQ&A」さんで、BootCampでWindows 7 RCをインストールする方法が紹介されていましたので、挑戦してみました。
パソコンよろずQ&A
http://blog.goo.ne.jp/pcqanda
実は、久しぶりにBootCampのインストールをしたこともあり、いろいろはまってしまい、ついつい徹夜してしまいました。段取りに慣れれば、短時間でもできると思われます。

Windows XPのバックアップに失敗

まず、最初の難所がWindowsパーティションの作成でした。MacBook Airには、BootCampでWindows XPを入れているのですが、パーティションは10GBにしていました。Windows 7 RCは、10G弱インストールされるとのことで、パーティションを20GBに変更して、Windows 7 RCを入れようと思いました。
まず、Wincloneを使って、Windows XPをバックアップを取ろうとしたのですが、これがうまくいきません。FAT32からNTFS形式に変換を試みたのですが、できませんでした。
Boot CampWindowsパーティションのサイズを変更するには
http://blog.goo.ne.jp/pcqanda/e/0c305403072cf339026022c73aea1afc
NTFSのファイルコンバートを効率よく行う - マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/column/winxp/048/

Windows領域作成で試行錯誤

Windows XPのバックアップはあきらめて、BootCampで、まずWindows領域10GBを一気に削除してしまいました。そして、新たに20GBを作ろうとしたところ、できません。15GBでもできません。どうやら、ファイルがあちこちに分散しているようで、まとめた領域の作成ができない模様。ファイルをバックアップしてハードディスクをフォーマットしてください、なんて表示が出てしまう始末。いろいろ調べると、デフラグをすると何とかなる模様。MacOSXデフラグ不要というのが通説ですが、この場合は仕方ありません。iDefragをダウンロード購入しました。

# ここで躓く。ファイルが移動できないので、パーティションができないと言われる
# どうも、データの移動を行った方がよさそうということで、iDefrag を手に入れる

iDefragは、Intelプロセッサ搭載MacPowerPC搭載Macの両方に対応した、Mac OS X用のディスクデフラグツールです。HFS+のファイル管理機能に完全対応し、Mac OS X 10.3 Pantherから実装されたメタデータ領域(ホットバンド)、及びホットファイルクラスタリングをサポート。データファイルのフラグメンテーションを解消するだけでなく、ファイルシステム全体のパフォーマンスも向上させることができます。

iDefrag 3のバンドルアプリで、MacOSXブートDVDを作成します。そして、Cを押しながら起動するとDVDから起動して、iDefrag 3が立ち上がります。

内蔵ハードディスクのデフラグが可能になりました。1時間ほどかけてデフラグすると、BootCampにて、20GBのWindows領域が作成が可能な状態になりました。もう、この辺りで徹夜覚悟です。

Windows 7 RCのインストールは簡単

Windows 7 RCのインストールは、Windowsパーティション作成さえできてしまえば、意外なことに短時間で終了しました。(Windowsパーティションの作成に時間が多少かかります)。

BootCampでにて、以下の手順で作業します。Windows領域を、Windows 7インストーラにてフォーマットする点を忘れなければ、すぐにできると思われます。
Windowsパーティション作成→Windowsインストールディスクによるインストール→パーティションをフォーマット→インストール開始→Windows起動

必ず、NTFSなりFAT32なりフォーマットしておくこと
(現在のファイル システムをそのまま使用 (変更なし) はNG、クイックでも可)

Mac用ドライバーを入れるのに一苦労

BootCampでWindowsをインストール後は、Windowsが起動した画面にて、MacBook Airのインストールディスクを入れると、MacBook Air用のドライバーがインストールされます。しかし、Windows 7 RCでは、そうはいきません。

ただしこの状態だとデバイスのドライバ不足ため、音が鳴らなかったり、画面が小さかったり色々と不便。Air付属のMac OS X Install Disc 1を入れ、WindowsSupport(Boot Camp)を実行する。

そこで、前述した「パソコンよろずQ&A」さんを参考に、MacBook Airのインストールディスクを改変してインストール。さらに、ネットより最新ドライバーを入手してインストール。このあたりで、夜が明けてきました。
そして、やっとWindows 7 RCがMacBook Airで動くようになりました。ハードディスクのパーティションなどの時間も含めると、所要時間が6時間以上もかかってしまいました。

ちょっと使った感想ですが、Vistaよりは快適な気がしますが、XPより重めです。とりあえず、アニメーションを切りました。IEは速度アップはしているものの、まだまだ重いので、FireFoxに変更。これで通常利用できそうです。