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PDAの向こう側

「シグ3で就職活動」の記事を見て、何で物足りないんだろう、と考えていて、気が付いたことがあります。
PDAはテレビのような家電とは違います。電源を入れたからといって、役に立つものではありません。また、ゲーム機のように、電源を入れたから楽しい世界が広がるのか、といういうとそんなことはありません。それを使う人、ユーザーが大事になってきます。しかもユーザーの経験値で全く使い方が変わってきます。パソコンを使っているのか、PDAを使ったことがあるのか、通信カードを使ったことがあるのか、PIMを必要とするのか、仕事で使うのか遊びで使うのか、本当に千差万別です。
私はよくPDAを人に薦めますが、その場合、まずその方がどんなPC体験、PDA体験、インターネット体験をしたか、を十分聞きます。その上で、この機種ならこんなことができる、と薦めます。結果、シグマリオン3を薦めない場合もありますが、それは仕方ないことです。
つまりPDAは、機能よりも、その向こう側にいるユーザーの顔が実は大事なのではないでしょうか。はてなダイヤリーPalm系webでは、ユーザーの個性や表情がわかるため、そのユーザーが使うPDAならば納得できるなあ、とか、そんな使い方をするんだ、とか感じることができます。
理想を言えば、どんなユーザーにも対応できるPDAがあるといいのですが、それはありえません。でも、こんなユーザーならば、こんな風にPDAを使うと楽しい、と示すことができれば、PDAユーザーがさらに広がるような気がします。
「シグ3で就職活動」の記事も学生一人一人のスキルや、経験や、やりたいこと、などが明確に示されると、その上で就職活動ではこんな使い方ができる、なんてわかると、PDAの世界も広がるような気がします。
玉虫色ではなく、そのユーザー個人に向けて、発信できるレビュー。そんなものがあると、きっといいんでしょうねえ。
と言いつつ、うまく、まとまらないので、しめてしまいます。