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CLIEの思い出

いろいろな方のクリエ終了に関するエントリーを読むと、クリエってユーザーが多かったんだなあ、と改めて思いました。iPAQがhp吸収されたときも私にとっては同じくらいの衝撃でしたが、それとは比較にならないくらいの波紋を呼んでいます。
私がPalmOSを使い始めたのはVisorDeluxeが最初でした。シンプルなPIM機能に感動して、またMacともWindowsともシンクロできてしまうシームレスなOS、さらに通信カードやキーボードも使えてしまうフレキシビリティ、かつ電池駆動という理想的なマシンでした。ただクリエの登場でハイレゾ画面対応ソフトが次々にリリースされていくのを見て、我慢できずにクリエT400を購入しました。メモリースティックやハイレジ画面、CFアダプタ、マイクロキーボードで今までとは違うPalmの世界を楽しめました。そのクリエ以上の魅力的なマシンが登場しました。treo90です。画面はローレゾながらも、本体に内蔵されたキーボードにより、グラフィティを全く使わないPalmということで新鮮なマシンでした。通信カードが使えないためDDIポケットの電話端末で通信をしていました。そしてPalmで動画を楽しめるメモステレコーダが登場しました。パソコンでキャプチャしてエンコードすることに抵抗を覚えていた私にとっては理想的なマシンです。このメモステレコーダに対応してさらにキーボードを搭載しているクリエTG50を購入しました。モバイル動画を使うのは初めてでしたが、毎日通勤中に動画を楽しめました。そしてキーボードPalmマシンとしては最強の誉の高いTungstenCをゲットして、クリエTG50は動画専用マシンになりました。
VisorDeluxe→CLIE T400→treo90→CLIE TG50TungstenCPalmOSマシンを5台使ってきましたが、クリエによるハイレゾとモバイル動画の世界は、私がPalmを語る上では欠かせない出来事でした。モバイルライフに彩りを添えてくれたクリエに改めて感謝したいと思います。