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スマートフォンの値段

WILLCOMスマートフォンW-ZERO3が発売直前で値段情報が入り乱れています。ユーザーとしては少しでも安い方が良いのは当然なのですが、どんな値段で発売されても、きっと私は安いと感じてしまいます。それはPDAの値段と比較してです。
PDAは非常に高価なものです。小さなボディに高機能なものを詰め込んでいます。技術的にも大変だと思います。さらに生産ロットもそんなに多くありません。大量生産によるコストダウンが望めません。そんな高価なPDAですが、ユーザーは購入してきました。
朧気な記憶ですが、最初に購入したHP200LXは10万円近くしました。メモリーカードやモデムを入れると20万円くらいになりました。Newtonも同様です。hp620LXでぎりぎり10万円をきった記憶があります。その後、Visor Deluxeが3万円くらいで発売されて、驚愕しました。しかし、高機能PDAは10万円を切る程度の値段が続いています。
一方、ノートパソコンは市場が大きくなり、どんどん値段が下がって、PDAよりも安いくらいです。また携帯電話は、相変わらずインセンティブにより、海外では5万円で売られている同じ機種が1円だったり、なんて状態です。
そんな混沌とした状況でのW-ZERO3の値段は非常に難しいと言えます。仮に今後、同タイプのスマートフォンが出てきた場合、その値段を追従せざるを得ないかもしれません。今回の値段は非常に重要です。
W-ZERO3の値段ですが、PDAだったらいくらでしょうか。私なら79800円でも安いと思って買ってしまうと思います。キーボードがスライド式でなく、ザウルススタイルだったら12万円くらいでしょうか。キーボードなしとしても59800円かなあ。
携帯ユーザーからすると無茶な値段だな、と思うかもしれませんが、今までPDAを使ってきた私は、そう感じています。VGA液晶、キーボード付き、無線LAN搭載、そして電話機能。日本市場では登場できなかったスペックです。
今までのPDAの値段を参考にする必要はありせんが、それだけの価値のあるマシンだと思っています。