ソフトバンクX01HTには、Windows Mobileが搭載されていますので、パソコンと同期が可能です。同梱のOutlook2002をパソコンにインストールした後、ActiveSyncをインストールすれば、簡単に同期できます。今回、パソコンを新しくしたところ、Outlook2003が付属していたので、Outlook2003と、ActiveSync4.2という組み合わせで、新たにX01HTとパソコンと同期させてみました。実は、Outlook2002ではX01HTで入力した繰り返し予定が何故か表示されないという不具合があったのですが、Outlook2003では解消されていました。
折角、新しく同期の設定をしたので、今度はサーバーとの同期に挑戦してみました。無料でExchageサーバーをベータテストで提供しているGMOinternetのサーバーをお借りしてみました。
Windows SharePoint Services 2007 & Exchange 2007 ベータフォーラムスタートです!
リンク先より、IDとパスワードをゲットすると、サーバー設定が表示されます。設定方法はこちらを参考にしました。
Direct Push ・ Exchange ActiveSync の設定方法
何故かX01HTだけでは設定ができなかったので、X01HTとパソコンをActiveSyncで繋いでいる状態で、パソコンでサーバー設定をしてみました。パソコンのActiveSyncのツール→サーバーソースの構成を選択します。ここで、サーバーアドレスを入れます。ベータテストなので、SSLがありませんので、「このサーバーは暗号化接続が必要」のチェックを外します。ユーザー名とパスワードとドメイン名を入力します。パスワードを保存するにチェックを入れます。
同期する項目を選択して、同期が始まりました。項目はとりあえず、「予定表」と「電子メール」だけにしてみました。同期が完了するとパソコンのActiveSyncには、Exchageサーバーの項目が増えていました。さらに、X01HTのActiveSync画面にも、Exchageサーバーが増えていました。X01HTはパソコン2台と同期していますので、さらにExchangeサーバーが増えて、合計3台と同期していることになります。
なお同期のスケジュールですが、リアルタイムで更新してもいいのですが、バッテリが不安なので、手動にしました。更新スケジュールは、パソコンのActiveSyncのツール→スケジュールで、「手動で同期」にして、「PocketPCのローミング時に上の設定を使用する」にチェックを入れます。
今回のサービスの目玉はOutlook Web Accessです。これは、Outlookがなくてもブラウザ上で、Outlookが使えるというものです。同期したExchageサーバーのデータを参照して表示してくれます。
http://wss2k7.win1.jp/forum/default.aspx
の右下にあるOutlook Web Accessをクリックして、IDとパスワードを入れてログインします。ブラウザ上にOutlookの予定表が表示されます。パソコンのOutlook、X01HTの予定表ソフトOffinail Dateと同じ表示になります。Outlook Web Access、パソコンのOutlook、X01HTのOffinail Dateのどのデータを変更しても、全て同じ予定が反映されます。
ちょっと残念なのが、Outlook Web Accessで繰り返し予定が表示しません。データは同期しているようなのですが、表示をしません。Outlook2002と同じ状況になってしまいました。
とりあえず、予定表の同期が出来るようになりました。私の目標としては、WEB経由で、手持ちのWindows Mobileマシン、X01HTとhTc ZとW-ZERO3[es]とW-ZERO3ブラック、W-ZERO3シャンパンシルバーの5台の予定データが同期したら凄いなあ、なんて目論んでいます。うまくいったら、またご報告します。