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モバイルの歴史を考える

itokoichi2004-12-19

MIザウルスを3日間使って、いろいろ考えることがありました。モバイル機器はそれぞれ誕生のバックボーンがあります。
電子手帳からスタンドアローンで利用することからスタートしたザウルス、PCと同期することを前提にスタートしたPalm、PC同期機能に加えネット機能を搭載してスタートしたPocketPC。スタートした時期も違い、スタートした環境も違う、ザウルス、PalmPocketPC。時代の流れとともに、ネット機能やマルチメディア機能が必須となり、それぞれ独自の進化を遂げました。ザウルスはLinuxOS採用によりマイクロPCとも呼べる機能の充実、Palmスマートフォン、もしくはシンプルな手帳へ、PocketPCはより高機能はマルチメディアマシンへ、とそれぞれの道を歩み始めています。
ゴールはどのマシンが一番近いのか、わかりません。ただ、それぞれのマシンのスタートのコンセプトは脈々と引き継がれているような気がします。それを考えるとザウルスでPalmPocketPCの機能を求めてしまったり、また他の機種でザウルス的な機能を求めてしまうのも何かお門違いな気もします。
リナザウを使い始めた当初はいろいろ不満な点がありました。ただ、MIザウルスを使ってみて、ああ、この機能がリナザウでこうなったのか、と合点の行くところも多かったです。それぞれ歴史を持っています。その歴史の中で進化し続けるモバイルを応援したいな、と、MIザウルスを使ってみて、感じました。モバイルユーザーの感傷かもしれませんが。