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展示機を触って、モバイルユーザーの方に改めてお願い

あくまで、試作機を触った上での感想です。感想というか、皆さんにお願いがあります。
W-ZERO3は、Windows Mobileスマートフォンです。電話として使えます。たて型で、電話として使っている分には、普通の電話機です。
しかし、キーボードをスライドさせた途端、状況は一変します。キーボード付きのPocketPCになります。展示機の前で、キーボードをスライドさせた途端に固まっている方が結構、いらっしゃいました。キーボード入力状態で、わかりやすいランチャーが立ちあがるわけでもありません。PocketPCのTodayの画面です。
このTodayからどんな動作をしたら良いか、PocketPCユーザーの方は、簡単だと思います。Windowsアイコンをタップして、スタートメニューをプルダウンさせて、アプリケーションを選択します。この最初の作業が、初めての方だと、ちょっとわかりにくいかもしれません。
PalmZaurusであれば、ランチャーが立ちあがっているので、そのアイコンをタップすれば、希望のアプリが立ちあがりますが、W-ZERO3には、そのランチャーの初期状態がありません。携帯ユーザーにこのマシンを訴求する場合、ランチャーを入れるなどして、わかりやすくしてくるかな、と思ってもいたのですが、生のPocketPCでした。ヘビーユーザーには嬉しい仕様ではありますが、心配症な私は、何故か心配になってしまいました。
取り越し苦労だと良いのですが、いきなりPocketPCのToday画面で、しかもキーボードで作業することに、携帯ユーザーが戸惑うのではないかと心配です(本当に大きなお世話の心配かもしれません。それくらい簡単にユーザーは対応するかもしれませんので)
これは単なるTodayの話しではありますが、W-ZERO3は、あまりにも生生しいPocketPCです。アプリケーションは無限に立ちあがっていき、メモリ領域を圧迫します。きっと不安定になったらリセットの作業など必要になってくるでしょう。その他、PocketPCならでは挙動が満載の、PocetPCそのものでした。
そこで、皆さんにお願いです。モバイルユーザーの皆様は、PocketPC初心者の方が、W-ZERO3を入手された場合、優しく教えてあげてください。どうせなら、Today画面をカスタマイズしてあげて、使いやすくしてあげてください。さらに運用していく上での注意点を教えてあげてください。(私だったら、内蔵メモリにはあまりファイルを置かずに、アプリケーションもまめに終了させる、などなど)
WILLCOM+SHARPは、生のPocketPCを、日本市場にぶつけてきました。その挑戦を受けようではありませんか(大げさですね〜)。
もちろん単なる危惧で、ユーザーが簡単に対応してしまうことが理想なのですが、ちょっと心配になりました。
現状のPocketPCユーザーにとっては、初めてのWindows Mobile5日本語版です。しかも液晶はVGAです。しかもキーボード内蔵です。しかも無線LAN内蔵です。そして!電話ができます。パケット通信もできます!まさに夢のマシンです。その夢であることが、その他のモバイルユーザーや、携帯ユーザーに伝わるように、Windows Mobileであることが、決してデメリットにならないように、モバイルユーザーが頑張る時代がやってきたと思っています。応援団としてがんばろうと決意を固くしました。
(もちろん試作機なので、Todayなど商品では変わってくる可能性があることをご了承ください。あくまで、試作機を触って感じたことでした。)