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私がBenQ P50を買った理由‥片手入力

PDAの入力方法は意外にバリエーションがありません。HP200LXより始まった両手親指入力、PalmPocketPCスタイラスペン入力の二つが主流で10年近く過ぎています。
この二つの入力方法は、結局は両手が必要となります。モバイルでPDAを使うシーンはいろいろありますが、立って入力することも多く、その場合は片手で使いたいことが多いです。多分そういった片手入力のニーズは多いものの、両手を使った入力がずっと主流でした。
その入力方法に革命を起こしたのは、携帯電話です。片手オペレーションが常識の携帯の中で、メールで文字入力の必要に迫られた携帯電話はポケットボードのようなキーボード端末への流れもありましたが、結局は携帯本体で片手入力が快適になるように進化しつづけました。PDAで進化した予測変換機能も取り入れて、片手入力をスタンダードなものにしてしまいました。
携帯電話が年々進化していく中、PDAの入力方法は基本は変わらずに進んでしまいました。入力オペレーションの開発に重きを置かないようにも感じられ、ユーザーとしては、もどかしく感じました。ハードが変わらないなら、ソフトで何とかしよう、ということで、液晶面のソフトキーボードでユーザーサイドから様々なアプローチがされたりもしています。
そんな中、Treo600シリーズの出現は驚きでした。片手で入力できるフルキーボードが出現したからです。キーボード内蔵PDAは多くなってきましたが、片手で入力できるマシンはありませんでした。片手オペレーションがPDAの世界に入ってくるだけで、使うシーンが広がってきます。
その片手で操作が可能なフルキーボード搭載のPocketPCもリリースされました。それがBenQ P50です。
私がP50に惹かれた大きな理由はそこにあります。片手操作可能なフルキーボード搭載マシンであることです。携帯電話の入力方法で妥協できない私には、理想のマシンが登場したと思っています。
今日もこんな文章を満員電車の吊革につかまりながらも、片手で快適に入力できるP50に喜びを感じています。
PDAの世界も、両手オペレーションのマシンばかりではなく、こういった片手オペレーションが可能なマシンをどんどんリリースして欲しいなあ、と感じます。もしかしたら、新しいジャンルとして、確立できるほどの魅力を感じています。
超満員電車の通勤電車サラリーマンの強い味方、それは片手オペレーションのモバイル端末なんです。